MISSION#02 文春オンラインの
「いま」と「これから」

Question 01

文春オンライン」って
どんなサイトですか?

文春オンラインは、2017年1月にスタートした新しいメディアです。もともと社にあった「週刊文春WEB」「文藝春秋WEB」「本の話WEB」の3つを統合し、オリジナルコンテンツを加え、文藝春秋として本格的にニュースサイトを始めることになったのです。

こんにちは、文春オンライン
編集長の竹田直弘です。

まずはサイトのコンセプトからお伝えします。文春オンラインのキャッチフレーズは、「世の中の『ほんとう』がわかります」。話題のニュースの真相から本当に信用できる身近な情報まで、ここに来ればあらゆるジャンルの「ほんとう」がわかる——それが文春オンラインです。実際、扱うジャンルは多彩です。週刊文春や月刊文藝春秋のスクープ、政治経済のニュース、ビジネストピック、芸能やスポーツなどのエンタメ、健康、医療、グルメ情報。なんでも飛び出すおもちゃ箱みたいなサイトです。まだ見たことがない人は、ぜひ覗いてみてください!!

文春オンライン。世の中の「ほんとう」がわかります
Question 02

文春オンラインって
どのくらい読まれて
いるんですか?

文春オンラインって
どのくらい読まれて
いるんですか?

出版社系ニュースサイトでは3番手グループに位置しています。スタートから2年、予想していた3倍のスピードで成長中です。文春オンラインの売りは、なんといっても週刊文春の「スクープ速報」が載ることです。週刊文春取材班が発掘してきたスクープのダイジェストが、発売日前日の水曜日夕方にアップされます。水曜日の文春オンラインは注目ですよ!

「文春オンライン」のPVは? 「文春オンライン」のPVは?

「スクープ速報」や他誌からの転載だけでなく、「オリジナルコンテンツ」にも力を入れています。現在の編集部員は8名。僕を含めた40代が2名、30代が4名、20代が2名。男女比も半々です。企画会議で大事にしているのは、「自分が第一の読者になり、面白いと思ったことをやる」、です。PV(ページビュー)は大事ですが、PVばかりを追い求めると、サイトも仕事もつまらなくなります。みんなの「面白い」を大切にする職場です。

Question 03

どんなひとが読んでいますか?

「文春オンライン」の読者属は? 「文春オンライン」の読者属は?

20〜30代の若い読者が69.1パーセント。文藝春秋のなかでは、いちばん読者が若いメディアです。サイトを始めるとき、「若い読者が集まる場にしたいな」と思っていましたが、予想以上に若い読者に支持されています。

若い読者がついている理由は、編集部員の年代比率に理由があります。文春オンライン読者の半数は30代で、文春オンライン編集部員の半数も30代です。読者の2割が20代で、編集部員の2割5分も20代。編集部員みんなが、「自分が面白いと思う」「自分に刺さる」テーマで記事を作っていった結果、同じ世代の読者に支持されて、比率がほぼ同じになったと分析しています。

企画会議は週1回。各自、だいたい3〜5本のプランを出します。そして、その半数以上のプランが通ります。これは雑誌だとありえない数字で、たとえば週刊文春だと、週5本プランを出して1本も通らないこともあります。雑誌はページに限りがあるし、新人がいきなりスクープを取るのは難しいから、それは当たり前。一方の文春オンラインは、「切り口」次第で、みなさんのプランもすぐに実現します

Question 04

どんな企画が面白いですか?

昨年バズったもののひとつに、「賛否両論の『ボヘミアン・ラプソディ』5回見てわかった“ラスト21分”4つのウソ」という記事があります。これは20代の若手編集者が担当してくれました。流行りの映画を観て浮かんだ「?」を斬新な手法でまとめた記事は、読者の高い評価を得ることができました。「切り口」を大事する、文春オンラインらしい企画だったと思います。

僕自身は野球が好きなので、「文春野球コラムペナントレース」という企画をやっています。各球団を担当するライターたちが野球コラムを書き、読者は「HIT」ボタン(Facebookの「いいね!」に相当)で記事を評価し、総「HIT」数で順位を争います。リアルなプロ野球の日本一に輝いたのはソフトバンクホークスでしたが、文春野球で優勝したのは、ヤクルトスワローズです。年末の表彰式イベントにはあの「つば九郎」が来てくれて盛り上がりました!

Question 05

どんな人が
文春オンラインには向いていますか?

どんな人が文春オンライン
には向いていますか?

ウェブはスピードが重要な世界です。「もっといい企画にするには・・・・・・」等々、練りこむより、動き出しちゃったほうが話が早いです。だから「考えすぎる人」でなく、「とりあえずやってみる人」が向いています。

次に「考えがコロコロ変わる人」がいいと思います。僕は編集長を2年やっていますが、どの記事がどれくらいバズるかは、わかるようで、正直やっぱりわかりません。部員たちも試行錯誤の日々。正解なんてありません。でもうまくいかなかったら、別のやり方を試してみればいいんです。頑固なのはウェブでは得しません。

そして最後は「くよくよしない人」。文春オンラインでは月約350本の記事を配信しています。つまり、毎日10本以上ですね。記事がヒットしなかったとしても、くよくよしているヒマはありません。そのヒマがあったら、分析・改善して、次の記事の準備をはじめるポジティブさが大切です。

Question 06

文春オンラインは
「これから」どうなりますか?

文春オンラインは
「これから」
どうなりますか?

はっきりした方針はありません。というと適当なようですが(笑)、「みんなの面白い」を大事にしたいので、あえて明確な方針を立てていません。いまの部員は「カルチャー好き」が多いので、自然とカルチャー系のオリジナル記事が増えています。一方、グルメ好きな部員が入ってくれば食べ物の記事をどんどん作っていいし、ファッション好きなら、そういう記事をたくさん作ればいいと思います。

いまの月間PV数を1.5倍にすることは、やり方を選ばなければ、簡単にできてしまいます。一例を挙げると、ネットが炎上する「嫌韓・反中」をやれば、PV数は伸びるでしょう。でも、それではサイトが荒れてしまうし、そもそも僕たちが「面白い」と思えないから続きません。

会社ですから文春オンラインにも異動があります。新しく入ってきた編集部員が自分の「面白い」を記事にして、サイトの色を変えていってほしい。部員の「アイデア」によって、どんな色にもなる、「カメレオン」みたいなサイトであってほしい。ぜひ新入社員の方にも、自分の感性を信じて、文春オンラインに新しい風を吹き込んでほしいと願っています。