トップ
>
雑誌
>
臨時増刊一覧
>
2005年8月臨時増刊号 特別版 /
6月28日発売 / 定価1000円(本体952円)
■
巻頭エッセイ
中村稔 私の昭和
曽野綾子 「ない」のが原型
柳田邦男 私の中の二つの「昭和」
■
戦争を語り継ぐ
伊藤桂一
なぜ戦記作品を書きつづけるのか
私の戦時体験ノート
保阪正康
私が出会った昭和の証言者たち
“戦争を語り継ぐ”は苦しい旅である
西 義之
「なぜ戦争に反対しなかったのですか?」と問われたら
福山琢磨
「孫への手紙」を書く
佐藤明雄
「鎮魂の船」を作り続けて
竹山昭子
ドキュメント玉音放送
戦後を開いた「天皇の声」
■
特別鼎談1
昭和を憶い、日本を想う
阿川弘之 半藤一利 養老孟司
『戦艦大和ノ最期』の作者、吉田満氏が歌った『同期の桜』、中国に四百万の木を植え続けた「緑の連隊長」……大正九年生まれ、昭和五年生まれ、昭和十二年生まれの三人が「昭和日本」への想いを語り尽くす
■
特別鼎談2
「昭和二十年」を語ろう
丸谷才一 井上ひさし 鳥居 民
近代日本史上、最大の分岐点となった年をどう捉えるか。「昭和二十年」を巡るそれぞれの思い
■
昭和天皇の時代
田中 直
「自然のまま」を愛された陛下
牧野名助
陛下、お召し替えでございます
岡野弘彦 昭和天皇の和歌 長い伝統と遠い未来
稲生雅亮 打ち切られた天皇会見 / 高橋紘 宮内記者と昭和天皇
■
アメリカから得たもの、失ったもの
外山滋比古
失われた時代
堺屋太一
物量を得て大望を失う
加藤恭子
異文化とのつきあい方と依存
山藤章二
アメリカの匂い
常磐新平
謙虚と傲慢
藤原正彦
おまじないの解けない国民
安倍寧
懐かしの片仮名ファースト・ネームの人々
藤原新也
エルビスの呪い
岸田 秀
豊かで快適な生活の代償
松本健一
「オキュパイド・ジャパン」の光と影
池井 優
アメリカは野球の夢をくれ、野球の夢を奪った
芝山幹郎
エリックのいたアメリカ
昭和の食と暮らしを語る
形なきものを運んでいく 辰巳芳子
グラビア
昭和の顔大博覧会
対談
南 伸坊・中野 翠
■
大特集
昭和と私
(昭和史年表付)
日野原重明
昭和の歩みとともに/
斎藤茂太
「昭和と私」を振り返る/
秋山ちえ子
二つの昭和/
吉沢久子
昭和をまるまる生きて/
金子兜太
荒凡夫/
寺内大吉
「近代説話」がすべて/
紀野一義
わが青春は戦争とともに/
千玄室
私の昭和/
小柴昌俊
昭和に生き、昭和に仕事をした/
西澤潤一
貴重な体験の時代/
松谷みよ子
被害者の戦争から加害者の戦争へ/
緒方四十郎
昭和に学ぶ/
辻井喬
流竄の時代/
兼高かおる
はるかかなたの記憶/
佐野洋
癌の告知がされなかった時代/
森毅
昭和の青春/
木田元
放浪の五年間/
塚本哲也
敗戦の夜、澄んだ満天の星空/
小山内美江子
あの日 私は十五歳/
上坂冬子
私が軍国少女だった頃/
篠田正浩
私が皇国少年だった頃/
福原義春
昭和の昔/
岩城宏之
ぼくの昭和
小泉和子
「昭和のくらし博物館」を公開して/
篠沢秀夫
十二歳のままのボク/
鴨下信一
雑然と喧噪──テレビドラマの草創期/
帯津良一
いとしのクレメンタイン/
横尾忠則
昭和が終った日/
赤瀬川原平
侘しいセメント瓦/
藤原作弥
「八月十五日」の記憶/
池内紀
昭和のお面/
西木正明
夢幻の終り/
逢坂剛
文化の〈砦〉神保町/
出久根達郎
歴史を作る者/
鶴ヶ谷真一
麦畑の教会/
久田恵
二十歳の原点、自立の時/
船曳健夫
フレアースカート/
黒川博行
博打と船と/
林望
平明のなかの風雲/
金田一秀穂
私の昭和、春彦の昭和/
林真理子
商店街の風景/
泉麻人
昭和元禄ハレンチ時代/
野村進
父と母の戦争/
石田衣良
ぼくの昭和後半史/
原武史
国鉄と昭和
名著で読む「昭和」──東谷 暁
おしまいのページで
昭和の中の二度の姿勢──徳岡孝夫
編集だより
好評既刊
ああ、結婚!
おお、夫婦!
教育の力を取り戻す
私が愛する日本
心と身体の処方箋
司馬遼太郎ふたたび
一冊の本が
人生を変える
昭和と私
言葉の力
夏目漱石と明治日本
和の心 日本の美
犬のいる人生
犬のいる暮らし
生きる知恵
生きる力
大養生
桜 日本人の心の花
日本人の肖像
美しい日本語
二人で旅を