清涼院流水
対談:清涼院流水×水野俊哉
理不尽で欺瞞に満ちた世界に対する憤りや疑問、なんとかしたいという強い気持ちが、僕たち二人の根底に共通してあるんですね。その使命感がいい意味で僕の創作衝動を高めてくれたと思うし、水野さんにしても、千冊もの本を読んだり、人間離れした量産体制を取れるのは、やはり根底にどうしようもない衝動があるからだと思うんです。
不思議なシンクロニシティがあって、『コズミック・ゼロ』と水野さんの新刊『法則のトリセツ』(徳間書店)は、実は、同じ日に脱稿しているんです。相互アファメーションが奇跡を生み出した。