ジブリの教科書17
『コクリコ坂から』
ナビゲーター・井浦 新 時間と光の妙、充分なほどのファンタジー
Part1 映画『コクリコ坂から』誕生
- スタジオジブリ物語
時代の変わり目の渦中につくった『コクリコ坂から』 - 鈴木敏夫
社会全体が前向きだった時代を悪戦苦闘して描いた青春映画 - 宮崎 駿 企画のための覚書『コクリコ坂から』について
港の見える丘
Part2 『コクリコ坂から』の制作現場
- [監督] 宮崎吾朗 諦めや打算からは、なにも生まれない
- 制作初期スケッチ
- [キャラクターデザイン] 近藤勝也
『コクリコ坂から』は青天の霹靂でした - 宮崎吾朗が描く1960年代
- 海と俊 近藤勝也イメージボード
- [脚本(共同)] 丹羽圭子
宮崎駿さんはコロッケを食べるシーンを自ら演じていました - [美術監督] 吉田 昇/髙松洋平
カルチェラタンの内部は、物で溢れさせました - [音楽] 武部聡志 音楽室から聞こえるピアノ
- [主題歌] 手嶌 葵 人を恋うる気持ちを歌にのせて
- 長澤まさみ[松崎海 役]
眼差しがしっかりしているところが、ジブリ作品の女の子だなと思いました - プロダクションノーツ
Part3 作品の背景を読み解く
・viewpoint・ 川上量生 宮崎吾朗とはなにか
- 近藤麻理恵 人生を変える「片づけ映画」です
- 門井慶喜 ノスタルジーに甘えない
- 小林信彦 「コクリコ坂から」と1963年
- 藤本由香里 受け継がれていくもの~西洋館と政治の季節
- 宮崎吾朗×山崎貴 当時を知らない世代が向き合ったその時代
- 出典一覧
- 宮崎吾朗プロフィール
- 映画クレジット