オール讀物

錦絵撮影道中記 於白石

第三回:白石でほんの寄りみち

常林寺(時宗)

撮影後、白石で寄りみちをするならお参りと御酒――ということで、
お城からすこしばかり足を延ばしました。

常林寺(時宗)
残念ながら、今はまだほんのり枝先が色づいている程度でしたが、
宮城県で一番はやく桜が咲く寺として知られます。
山門が瀟洒できれいです。

Z酒造に急行。

つづいて、地元のZ酒造に急行。
(寄りみちなのに、急行!?)

酒造りのための歴代の道具、鎧も鎮座。


売店には酒造りのための歴代の道具が展示されると同時に、
なぜか、鎧も鎮座。
気がつくと、鎧と語らう畠中さんの姿がありました。
お付きの者はほほえましく、密かに見守っておりましたが、
何を話されていたのでしょうか。
この蔵の秘密でもつくもがみから聞いていたのかもしれません。

試飲。

試飲。なかなかいい飲みっぷりの畠中さん。
(「いえ、そんなに強いわけじゃないんです」と奥ゆかしい)
畠中さんのあと、つぎつぎ試飲する一行。

日本酒


すっきり辛いものから、甘口低アルコールのお酒まで
どれもなかなか美味しゅうございました。

畠山 恵さん

それぞれに購入。酒粕も忘れずに。
これ、焼いて食べると、いい肴になるんですよねえ。
ちなみにこちらには一年寝かした大吟醸の酒粕もありました。
畠中さん、強行軍、お疲れさまでした!!!