錦絵撮影道中記 於白石 目次
第二回:白石城

「きゃー、雪がまだ残ってる~」。
白石城の石垣脇で雪を踏みしめる畠中さん。
この石垣だと登れそうなどと話すお付きのものたち。
(それは甘いことが判明)
ちなみに石垣は野面積みで蔵王町松川産の石を三千トン
つみあげているそうです。


姫と城――ばっちりのショットですが、
摂氏5〜6度の白石でカメラマンの過酷な要求がとびます。
「やはりコートは脱いでいただいたほうが」


止まぬ風の中、懸命にポーズをとってくださった畠中さん。
ごめんなさい、5月発売の雑誌なのです


城内見学。この白石城は木造建築による完全復元天守として、
白河小峰城、掛川城につづいて平成7年に再建されました。
たいへんな角度の階段にひるむ畠中さん。


いずれも鶴が舞いおどる振袖が展示されていました。


天守より現在の白石城下を一望できます。
ただ、この城では天守とは呼ばず、大櫓と呼ばせるそうです。
元和に発せられた一国一城令の例外として、伊達藩に特別に
残された城の天守だったからです。
ここも、風がつよい……。


ご城下をゆく畠中さん。
おや、どこかでみたような顔が。
麻之助さんたちも白石遊山に現れました。
それにそこをゆくインバネスの後姿、
もしかして板元のH部長の先祖でしょうか?