あらすじ
東京湾で発見された若い女性と老人の遺体はロープで繋がれていた。女性は捜索願の出ていた岩手出身の十代女性、老人は出雲の鍛冶職人と判明し、警察は双方のラインから捜査を進めていく。女性が働いていた風俗店の捜査からある被疑者が浮上する一方、老人の仕事場には最近何かを作った形跡があった。事件の鍵を握るのは、老人の孫娘、黄金色の銅鐸、そして、遥か昔の「星月夜」の美しくも哀しい記憶……。
登場人物表
- 畑江正夫
- 警視庁捜査一課主任 警部補
- 葛西隆司
- 警視庁鑑識課 巡査部長
- 草刈大毅
- 警視庁捜査一課 巡査
- 皆川満津夫
- 警視庁鑑識課 巡査
- 立石豊樹
- 警視庁捜査一課
- 石丸恭二
- 元刑事
- 佐藤康之
- 岩手在住 農家
- 佐藤可菜子
- 康之の孫娘
- 高谷和也
- 可菜子の高校の先輩
- 滝坂敬二
- 出雲在住 素封家の当主
- 滝坂由紀子
- 敬二の妻
- 佐田木泰治
- 由紀子の祖父
- 石津江梨子
- 考古学者 由紀子の大学時代の同級生
- 神谷富雄
- 考古学研究会事務局長
- 筒見真也
- 考古学研究会顧問