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- 第111回文學界新人賞発表
【受賞作】
ゴルディータは食べて、寝て、働くだけ 吉井磨弥
世界の終わりが迫るなか、「ぽちゃ専」風俗で働きながら、食べて、食べて、食べ続ける主人公。
「奇妙な清潔感と多幸感」「主人公の持つ迫力と爽快感」を評価された意欲作
【選評】角田光代・花村萬月・松浦寿輝・松浦理英子・吉田修一
創作
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してはならないことはジュソだよ 古川日出男
かげ踏みあそび 藤野可織
ノミの横ばい 戌井昭人
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裸婦ペロリ文學界新人賞受賞第一作 鶴川健吉
しんら教会 高橋順子
連載小説
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モンフォーコンの鼠 第二十一回
鹿島 茂
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武曲(むこく) 第十九回
藤沢 周
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路(ルー) 第十八回 吉田修一
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カフカ式練習帳 第十二回
保坂和志
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傾国子女 第七回 島田雅彦
- 評論
マリオ・バルガス=リョサの人と仕事 二〇一〇年ノーベル文学賞 田村さと子
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村上春樹の哲学
──『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです
村上春樹インタビュー集 1997─2009』をめぐって 都甲幸治
エセー
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栄光、凋落、筆圧
津村記久子
虐殺地の怪魚
石井光太
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夏目漱石と村上春樹
白岩 玄
連載評論
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凝視の作法
第十二回
夏目漱石のフラクタル 阿部公彦
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きのこ文学の方へ
第十二回
毒きのこ殺人事件
飯沢耕太郎
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ドストエフスキーの預言
第十九回
隙間
佐藤 優
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メガ・クリティック
最終回
掌のなかの小さな神様
池田雄一
文學界図書室
- 山田詠美『タイニーストーリーズ』(伊藤氏貴)/桐野夏生『優しいおとな』(酒井 信)/角田光代『ツリーハウス』(榎本正樹)/絲山秋子『妻の超然』(佐々木敦)/ポール・オースター『オラクル・ナイト』(飯野友幸)
- 著者インタビュー 黒岩比佐子 『パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い』
コラム
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カーヴの隅の本棚
鴻巣友季子
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ニッポンの名文
山口文憲
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鳥の眼・虫の眼
相馬悠々
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新人小説月評
永岡杜人 千葉雅也
Author’s Eyes
漢字文化圏の片隅で「あ」そぶ 温 又柔 / 豆腐とデニーズ 黒瀬珂瀾 / 緑色のゼリー 合原壮一朗
- 日本全国文学ガイド(11月7日〜12月6日)
- 文學界新人賞応募規定
- 執筆者紹介
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Voice of Animals
三沢厚彦
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詩〈キ リ〉 藤原安紀子
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