立ち読み
- 追悼 安岡章太郎
- 【追悼対談】 流離する「私」の文学 坂上弘 湯川豊
- 【短篇再録】 雨 安岡章太郎
- 「私哲学」の人 秋山駿
辛抱を押した一生 鷲尾賢也
「近代」というものへの眼差し 小山鉄郎
安岡さんの“セ ・ シ ・ ボン” 野上照代
創作
- 少し不思議。 短期集中連載 第一回 天久聖一
狂ったのは俺か、世界か？ ポスト3・11の日常を笑いながら破壊する衝撃作 - 鼻曲げ 連作第四話 椎名誠
- antediluvianisch（ノア洪水以前の） 連作第六話 長嶋有
- 野蛮な暴力の精たち 中原昌也
- 洪水 翻訳 ダニエル ・ アラルコン 藤井光 訳
第43回九州芸術祭文学賞発表
【佳作】 声のゆくえ 曽原紀子
【選評】 秋山駿・五木寛之・村田喜代子
連載小説
水声 新連載第二回 川上弘美- ニッポンの小説・第三部 第十二回 高橋源一郎
- 離陸 第十三回 絲山秋子
エセー
- ヌートリア 青山七恵
- ワーグナー ・ ハリケーン 青柳いづみこ
【講演録】 小説、散文、フィクション──フローベールをめぐって
- フローベール、散文の近代芸術 ジャック・ネーフ 山崎敦 訳
- 「かのように」のフィクション概念に関する批判的な考察
── 『ボヴァリー夫人』を例として 蓮實重彦
特集 随筆を読む
- 【対談】
彼女たちの「冒険」 関川夏央 池上冬樹
――『精選女性随筆集』全十二巻を読んで - 【随筆再録】
「美醜について」吉行淳之介／「トンボのをる風景」結城哀草果／「刃物」立原正秋／ 「白い手」岡本太郎／「旅の日記より」小沢昭一 - 【わが偏愛の随筆家】
塚本邦雄── 断簡零墨ことごとく拳拳服膺する価値あり 中条省平
兼好法師── 不気味な怜悧さ 山本精一
開高健── 苦悩と、甘美な偽善と 田中庸介
夏目漱石── キング ・ オブ ・ ツンデレ 三浦しをん
中井英夫── 哀しみのうらがわ 苅部直
虫明亜呂無── 誇り高く、なつかしく、孤独 平松洋子
- みんな彗星を見ていた 第四回 星野博美
- 黄昏客思（こうこんかくし） 第五回 雅俗往還 松浦寿輝
- 目めくり忘備録 第二十回 鬼海弘雄
連載評論
シチュエーションズ 第十一回 佐々木敦-
女たちのサバイバル作戦──ネオリベ時代を生き抜くために 上野千鶴子
第十二回 女たちのサバイバルのために（前編）
文學界図書室
山田詠美『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』（安藤礼二）／辻原登『冬の旅』（阿部公彦）／江國香織『ちょうちんそで』（東直子）／舞城王太郎『キミトピア』（陣野俊史）／山下澄人『ギッちょん』（豊﨑由美）／アンナ ・ カヴァン『アサイラム ・ ピース』（江南亜美子）- 著者インタビュー 小野正嗣『獅子渡り鼻』
コラム
- も詩も詩 穂村弘
- 犬心 最終回 伊藤比呂美
- カーヴの隅の本棚 鴻巣友季子
- ニッポンの名文 山口文憲
- 鳥の眼・虫の眼 相馬悠々
- 新人小説月評 清水良典 田中弥生
- Author’s Eyes
かっこいいと思って 松田青子
東北のシカゴ 三浦哲哉 - 日本全国文学ガイド（3月7日～4月6日）
- 文學界新人賞応募規定
- 執筆者紹介
- Animated Image 山村浩二
- 詩〈「わたしの本棚」〉 細田傳造
