立ち読み
珠玉の小説館
- 多和田葉子 文通
- 松浦寿輝 穴と滑り棒の謎あるいは老俳人はいかにしてマセラティ・グランカブリオを手に入れたのか
- 西村賢太 黄ばんだ手蹟
- 青山七恵 わたしのおばあちゃん
- 小山田浩子 家グモ
- 滝口悠生 すぐに港へ
- 水原涼 積石
巻頭表現
- 小佐野彈 赤鬼
特集 映画の新しい波
- ジャン=ピエール・レオー、大いに語る
- 黒沢清×篠崎誠 映画と原作の複雑な関係
- 綿矢りさ×松岡茉優 「こじらせ女子」の突破力
- 矢橋透 演戯から仮面へ──クロード・シャブロル試論
特別エッセイ
- 金井美恵子 書きおえたはずのそばから、
評論
- 小山鉄郎 又吉直樹論──創造と破壊の神々
- 田中慎弥 地に這うものの記録 第三回
- 島田雅彦 不死男 第八回
- 村田喜代子 飛族 第十回
- 西村賢太 雨滴は続く 第十二回
- 阿部和重 Orga(ni)sm 第十五回
- 宮本輝 潮音（ちょうおん） 第三十回
- しまおまほ スーベニア 第二十五回 沖縄で
連載小説
- 小倉拓也 奇跡について
エセー
- 切通理作 初映画監督記
- 餅井アンナ 焼肉を食べる男女はデキているか
- 高橋久美子 金歯
Author's Eyes
- 俵万智 牧水の恋 第九章 酒飲まば女いだかば
- 御厨貴 御厨流政治道場 第九回 「地域文化」よ、永遠なれ！
- 栗原康 執念深い貧乏性 第九回 ああ、セックスがしてえ！
- 藤崎彩織 読書間奏文 第七回 火花
連載
- ドリヤス工場 文豪春秋 第八回 「或恋文の一節」
連載漫画
- きれぎれのハミング 新連載 柴田聡子
- 悩む人 第十六回 頭の中がビッグバン 髙橋秀実
- 脳内セレブ 諭吉くん 第十六回 帰省列車 鹿子裕文
- 時事殺し 第二十三回 無害で敵意のない人間になる 武田砂鉄
- 若き藝能者たち 第二十七回 神田松之丞の「離見の俺」 九龍ジョー
- モテ読書 第三十三回 犬山紙子
- 新人小説月評 矢野利裕 岩川ありさ
- 鳥の眼・虫の眼 相馬悠々
コラム
- 柄谷行人『坂口安吾論』（佐藤優）／滝口悠生『高架線』（福永信）
佐々木敦『筒井康隆入門』『新しい小説のために』（吉田雅史）
文學界図書室
- 文學界新人賞応募規定 執筆者紹介 次号予告
