新年特別随筆
- 書店に必要なもの 丸谷才一
- 埋もれた歳月 古井由吉
- 小池てん子先生 車谷長吉
- Happy New Ears 朝吹真理子
- KENJIたちを読む 古川日出男
- 地球が亡びる前に、なんとか 米谷ふみ子
新連載小説
離陸 絲山秋子
ダムで働くぼくを訪れる謎の男。「女優を、探してほしい」――壮麗なる長篇開始
創作
- すみれ 一八〇枚 青山七恵
- 過去の話 新連作シリーズ第一話 磯崎憲一郎
- 割り勘で夏至の日 連作完結 片岡義男
- ルンビニ 青来有一
- 光 新連作シリーズ第一話 長嶋有
- ある日の、ふらいじん 伊藤たかみ
エセー
- 個とブーム 池田澄子
- ピアニッシモのバリトン 内田洋子
発掘
- 『細雪』のもう一組の四人姉妹 谷崎昭男
追悼 北杜夫
- 北杜夫の心の葛藤 三浦朱門
- 青春が匂う作家 宮田毬栄
【新年特別対談】
小説の怖さと神々しさと――今だからこそ、話せること
金原ひとみ 綿矢りさ芥川賞同時受賞から七年。
育児、恋愛、震災、執筆……等身大の本音を語り合った初対談
評論
- 中野重治と昭和天皇 高澤秀次
- ソクラテスが広場に出たように柄谷行人はデモに行く
―― 『「世界史の構造」を読む』を読むことを通じて 大澤真幸
- 犬心 新連載コラム 伊藤比呂美
- 哲学散歩 第十回 デカルトをめぐる女性たち 木田元
- 目めくり忘備録 第五回 鬼海弘雄
連載小説
- 二十世紀博覧会 第九回 辻仁成
- モンフォーコンの鼠 第三十四回 鹿島茂
- 路（ルー） 第三十一回 吉田修一
- 傾国子女 第二十回 島田雅彦
文學界図書室
古井由吉『蜩の声』（前田塁）／楊逸『獅子頭（シーズートオ）』（千葉一幹）／吉田篤弘『モナ・リザの背中』（千野帽子）- 著者インタビュー 中村文則『王国』
コラム
- カーヴの隅の本棚 拡大版 鴻巣友季子
- ニッポンの名文 山口文憲
- 鳥の眼・虫の眼 相馬悠々
- 新人小説月評 陣野俊史 大澤聡
- Author’s Eyes
成長の鏡？ 華恵
衣を纏った竜 津田直 - 日本全国文学ガイド（12月7日〜1月6日）
- 文學界新人賞応募規定
- 執筆者紹介
- Voice of Animals 三沢厚彦
- 詩〈魔女の噂〉 岡井隆
