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文學界12月号 第111回文學界新人賞発表/[座談会]没後四十年 2010年の三島由紀夫

 

  • 第111回文學界新人賞発表
    【受賞作】

    ゴルディータは食べて、寝て、働くだけ    吉井磨弥

    世界の終わりが迫るなか、「ぽちゃ専」風俗で働きながら、食べて、食べて、食べ続ける主人公。 「奇妙な清潔感と多幸感」「主人公の持つ迫力と爽快感」を評価された意欲作

    【選評】角田光代・花村萬月・松浦寿輝・松浦理英子・吉田修一

創作
  • してはならないことはジュソだよ  古川日出男

  • かげ踏みあそび   藤野可織

  • ノミの横ばい   戌井昭人

  • 裸婦ペロリ文學界新人賞受賞第一作 鶴川健吉

  • しんら教会   高橋順子

    連載小説
  • モンフォーコンの鼠 第二十一回

    鹿島 茂

  • 武曲(むこく) 第十九回

    藤沢 周

  • (ルー) 第十八回

    吉田修一

  • カフカ式練習帳 第十二回

    保坂和志

  • 傾国子女 第七回

    島田雅彦

  • 評論

    マリオ・バルガス=リョサの人と仕事  二〇一〇年ノーベル文学賞  田村さと子

  • 村上春樹の哲学  
    ──『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです
            村上春樹インタビュー集 1997─2009』
    をめぐって
            都甲幸治

  • 座談会  「10年代の入口で」文學界2010

    没後四十年 2010年の三島由紀夫

    横尾忠則  平野啓一郎  中村文則  田中慎弥

    影響を受けた作品から、「行動する作家」としての実像と虚像、その死の意味まで、晩年の三島と 親交のあった横尾氏と三島没後に生まれた三氏が、世代を超えて三島由紀夫を語り合う

    エセー
  • 栄光、凋落、筆圧
    津村記久子
  • 虐殺地の怪魚
    石井光太
  • 夏目漱石と村上春樹
    白岩 玄
    連載評論
  • 凝視の作法

    第十二回

    夏目漱石のフラクタル

    阿部公彦

  • きのこ文学の方へ

    第十二回

    毒きのこ殺人事件

    飯沢耕太郎

  • ドストエフスキーの預言

    第十九回

    隙間

    佐藤 優

  • メガ・クリティック

    最終回

    掌のなかの小さな神様

    池田雄一

    文學界図書室
  • 山田詠美『タイニーストーリーズ』(伊藤氏貴)/桐野夏生『優しいおとな』(酒井 信)/角田光代『ツリーハウス』(榎本正樹)/絲山秋子『妻の超然』(佐々木敦)/ポール・オースター『オラクル・ナイト』(飯野友幸)
  • 著者インタビュー  黒岩比佐子  『パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い』
    コラム
  • カーヴの隅の本棚

    鴻巣友季子

  • ニッポンの名文

    山口文憲

  • 鳥の眼・虫の眼

    相馬悠々

  • 新人小説月評

    永岡杜人 千葉雅也

  • Author’s Eyes
    漢字文化圏の片隅で「あ」そぶ  温 又柔 / 豆腐とデニーズ  黒瀬珂瀾 / 緑色のゼリー  合原壮一朗
  • 日本全国文学ガイド(11月7日〜12月6日)
  • 文學界新人賞応募規定
  • 執筆者紹介
  • Voice of Animals

    三沢厚彦

  • 詩〈キ リ〉 藤原安紀子
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