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文學界 七月号　短期集中連載 小川洋子 「猫を抱いて像と泳ぐ」

短期集中連載第一回

猫を抱いて象と泳ぐ

  小川洋子

「チェスは、人間とは何かを暗示する鏡なんだ」というマスターの言葉に導かれ、寡黙な少年は八×八マスの広大な海に泳ぎだす――五年ぶりの文芸誌長編！

創作

  • ３という数字

    青来有一

  • 冬待ち

    文學界新人賞受賞第一作

    谷崎由依

  • 湖水浴

    牧田真有子

連載小説

  • 常夏の豚

    第十九回

    矢作俊彦

  • チベットのラッパ犬

    第十九回

    椎名 誠

  • 心はあなたのもとに

    第十四回

    村上 龍

  • 海峡の南

    第七回

    伊藤たかみ

  • ドンナ・マサヨの悪魔

    第六回

    村田喜代子

  • 象牙色の賢者

    第四回

    佐藤賢一

【座談会】

「リアリズム小説」への挑戦状

  赤染晶子　円城 塔　谷崎由依　藤野可織

文學界新人賞からデビューした新鋭四人が、目指す創作のあり方を語り合う

【連載完結】

四国八十八ヶ所感情巡礼

  車谷長吉

お遍路の旅もいよいよ結願に向かうが、目に入るは己と他人の業ばかり

エセー
  • 富士山と三島由紀夫

    松本 徹

  • 我が儘な思い出

    佐藤智加

  • 妻が家を出た

    米光一成

連載評論
  • ニッポンの小説

    第四十二回

    全文引用（承前）

    高橋源一郎

  • 私のマルクス

    第二十四回

    ソ連科学アカデミー民族学研究所（下）

    佐藤 優

  • 文字の向こうに

    第七回

    『星の王子さま』

    三宮麻由子

批評
  • アウトサイド・レビュー

    『ショーケンが好きだ！』

    瀬戸良枝

  • 映画の頭脳破壊

    『イースタン・プロミス』

    中原昌也

    金原ひとみ〔ゲスト〕

文學界図書室
  • 池澤夏樹 『星に降る雪 修道院』（木崎さと子）
  • 桐野夏生 『東京島』（佐々木敦）
  • 諏訪哲史 『りすん』（清水義範）
  • 青山七恵 『やさしいため息』（榎本正樹）
  • 著者インタビュー  蜂飼 耳 『転身』
コラム
  • カーヴの隅の本棚

    鴻巣友季子

  • ニッポンの名文

    山口文憲

  • 鳥の眼・虫の眼

    相馬悠々

  • 同人誌雑評

    勝又 浩

  • 新人小説月評

    橋本勝也  青木純一

  • 日本全国文学ガイド（6月7日〜7月6日）
  • 文學界新人賞応募規定
  • 執筆者紹介
  • Voice of Animals

    三沢厚彦

  • 詩〈翳（カゲ）たち〉

    新井高子
 
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