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2007年6月号 / 5月7日発売 / 特価950円（本体905円） エセー 私は建てない　中島たい子 「マナーハウス」　毛利嘉孝 第104回文學界新人賞発表 【受賞作】 オブ・ザ・ベースボール　円城塔 舞い落ちる村　谷崎由依 　【選評】浅田彰・川上弘美・島田雅彦・辻原登・松浦寿輝 創作 心はあなたのもとに　“I'll always be with you, always” 新連載 村上龍 １型糖尿病を生きる香奈子と出会ったわたし――デビューから三十年、 現代における愛情と信頼の形を問い、作家の新地平を示す長篇小説 ねぐら探し　木村紅美 母の記念日　楠見朋彦 冷たい十字路　津村記久子 電車ともだち　奥野忠昭 　二〇〇七年上半期同人雑誌優秀作 連載小説 火の島　第二十三回　石原慎太郎 常夏の豚　第六回　矢作俊彦 チベットのラッパ犬　第六回　椎名誠 連載評論 ニッポンの小説　高橋源一郎 第三十回　全文引用（承前） 観念的生活　中島義道 第十二回　共通感覚 私のマルクス　佐藤優 第十一回　思想家・渡邉雅司 歴史のかげに“食”あり 黒岩比佐子 第十一回　稀代の食通だった“風流宰相” 夢言逍遥　高橋英夫 第六回　うつろう時の影 批評 映画の頭脳破壊　中原昌也『ゾディアック』 〔ゲスト〕阿部和重 シアトリカル・シナリー　地獄　長谷部浩 メディアフィロソフィー　高田明典 〈世界〉を引き受けるということ 文學界図書室 ◎書評 角田光代『八日目の蝉』（中村文則）／辻原登『円朝芝居噺 夫婦幽霊』（樋口覚）／富岡多惠子『湖の南』（黒岩比佐子）／私市保彦『名編集者エッツェルと巨匠たち』（芳川泰久）／石原千秋『百年前の私たち』（仲俣暁生）／ウィリアム・トレヴァー『聖母の贈り物』（岩見寿子） 著者インタビュー 木村紅美『風化する女』 文庫本を求めて　最終回　雅 文学まであと少し　最終回　田中和生 コラム 胸の中にて鳴る音あり　上原隆 カーヴの隅の本棚　鴻巣友季子 上機嫌な私　小谷野敦 ニッポンの名文　山口文憲 鳥の眼・虫の眼　相馬悠々 同人雑誌評　大河内昭爾 新人小説月評　田中弥生・松井博之 日本全国文学ガイド（5月7日〜6月6日） 文學界新人賞応募規定 執筆者紹介／from the artist　内藤礼 詩〈荒城〉和合亮一

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