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文學界 柄谷行人「グローバル資本主義から世界共和国」佐藤優「私のマルクス」
2006年8月号 /7月7日発売 / 定価900円(本体857円)
エセー
柳の木 中村文則 復讐の作法 氏家幹人
インタビュー
グローバル資本主義から世界共和国へ 柄谷行人
「9・11以降」を乗り越える真の世界平和への道とは
創作
悲望 一八〇枚 小谷野敦 ソースタインの台所 村松真理
ええ、わたしの名はウネ 辻原登
連載小説
火の島 第十三回 石原慎太郎 ワシントンのうた 第八回 庄野潤三
〔インタビュー〕
『わたしを離さないで』、そして村上春樹のこと カズオ・イシグロ
インタビュアー=大野和基
〔評論〕空虚と反復
――村上春樹の「則天去私」 中島一夫
追悼
清岡卓行
ある人格美学 菅野昭正
批評
シネマの記憶喪失 阿部和重/中原昌也
『ユナイテッド93』と今村昌平
音楽に寄す 喜多尾道冬
ハイドン、トリオの魅力
シアトリカル・シナリー 長谷部浩
砕けた夢
思考の遊歩 北田暁大
みえない多文化都市
連載評論
新連載 私のマルクス 佐藤優
第一回 ユダヤ教の刻印
私の思想的原点は高校一年夏のマルクスとの出会いだった
新連載
歴史のかげに“食”あり 黒岩比佐子
第一回 ペリーの口には合わなかった日本料理
ニッポンの小説 高橋源一郎
第二十回 ぼくと叔父さん(承前)
観念的生活 中島義道
第二回 物自体
無意味なものと不気味なもの 春日武彦
第十一回 世界の構造
味読・愛読 文學界図書室
◎書評
小林信彦『うらなり』(石原千秋)/レアード・ハント『インディアナ、インディアナ』(池上冬樹)/田中貴子『鏡花と怪異』(伊藤氏貴)/佐藤優『自壊する帝国』(亀山郁夫)/佐川光晴『銀色の翼』(酒井信)/マリー・ンディアイ『みんな友だち』(宇野邦一)/ほしおさなえ『モドキ』(小泉義之)/クロード・レヴィ=ストロース『生のものと火を通したもの』(蜂飼耳)/田島正樹『読む哲学事典』(千葉一幹)
著者インタビュー
稲葉振一郎『モダンのクールダウン』
私の読書遍歴
【第三十八回】松本大
文庫本を求めて 雅
文学まであと少し 田中和生
ただ今、翻訳中 辻由美
書店での現象 《札幌書店事情》
コラム
胸の中にて鳴る音あり 上原隆
カーヴの隅の本棚 鴻巣友季子
文芸部ルネッサンス《石川県立金沢桜丘高等学校》
上機嫌な私 小谷野敦
ニッポンの名文 山口文憲
鳥の眼・虫の眼 相馬悠々
同人雑誌評 勝又浩
新人小説月評 森孝雅・福嶋亮大
日本全国文学ガイド(7月7日〜8月6日)
文學界新人賞応募規定
執筆者紹介/from the artist 内藤礼

詩〈異種混交故郷(ハイブリツド・ハイマート)――再起動(リスタート)〉 水無田気流
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