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2005年10月号 / 9月7日発売 / 定価900円（本体857円） エセー 単独者協会？　中島義道 塚本短歌の重層性　楠見朋彦 創作 連載小説 文學界新人賞受賞第一作 うつつ・うつら　赤染晶子 バス通りの夏　松野大介 永遠の火　田口ランディ 巨船ベラス・レトラス　第九回 筒井康隆 真鶴　第九回　川上弘美 火の島　第三回　石原慎太郎 連載評論 新連載　無意味なものと不気味なもの　第一回　受話器を握る怪物　春日武彦 作者自身すら扱いあぐねる感情の潜む文学の不可解さをめぐる、精神科医による考察 『坂の上の雲』を読む　最終回　「天佑神助」と「無常」　関川夏央 ニッポンの小説　第十回　それは、文学ではありません（承前）　高橋源一郎 対談 いま、たしかにここにあるもの 内藤礼×茂木健一郎 新しく表紙を飾るアーティストの世界観 講演 思想の道具としての日本語　池澤夏樹 「卑弥呼」から見た女帝論　義江明子 特集 二〇〇五年の坂口安吾 坂口安吾のアナキズム　柄谷行人 偽作『安吾巷談』靖国の神々　半藤一利 バタイユと安吾　岡崎乾二郎 アテネ・フランセと安吾　関井光男 教祖と教師　千葉一幹 批評 シネマの記憶喪失 阿部和重／中原昌也／【ゲスト】青山真治 『アワーミュージック』と『ランド・オブ・プレンティ』 音楽に寄す　喜多尾道冬 三人の伝説的名指揮者 シアトリカル・シナリー　長谷部浩 失われた季節 実戦的思考序説　仲正昌樹 『電車男』の顔が見えたら 味読・愛読　文學界図書室 ◎書評 島田雅彦『退廃姉妹』（菅野昭正）／ケンブリュー・マクロード『表現の自由vs知的財産権』（山形浩生）／佐野眞一『阿片王』（森達也）／蓮實重彦『魅せられて』（田中和生）／中沢新一『アースダイバー』（田中純）／リリー・フランキー『東京タワー』（酒井信）／岡井隆一『「赤光」の生誕』（池上冬樹）／ジョン・ハスケル『僕はジャクソン・ポロックじゃない。』（森孝雅）／野崎歓『赤ちゃん教育』（千葉一幹）／村山敏勝『（見えない）欲望へ向けて』（伊藤氏貴） 著者インタビュー 納富信留『哲学者の誕生』 私の読書遍歴【第二十八回】与謝野馨 文庫本を求めて　狐 小説の設計図（メカニクス）　前田塁 ただ今、翻訳中　鴻巣友季子 書店での現象　佐藤公紀 コラム 鳥の眼・虫の眼　相馬悠々 上機嫌な私　小谷野敦 ニッポンの名文　山口文憲 文學界百年前の今月今夜　吾八 島村抱月が三年半の欧州留学を終えて帰国する 同人雑誌評　大河内昭爾 新人小説月評　佐々木敦／菅聡子 日本全国文学ガイド（9月7日〜10月6日） 文學界新人賞応募規定 執筆者紹介 from the artist　内藤礼 詩〈若草色の痙攣〉　建畠晢

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