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2005年8月号 / 7月7日発売 / 定価900円（本体857円） エセー 氾濫の余滴　高山文彦 「九州文学」の同人たち　今川英子 創作 新連載　火の島　　石原慎太郎 企業社会に巣喰う闇、宿命的な男女の愛。石原文学の新たな代表作誕生 深川裏大工町の話　車谷長吉 神のプルチネッラ　澤井繁男 虫　青来有一 被爆のマリア　田口ランディ 連載小説 巨船ベラス・レトラス　第七回　筒井康隆 真鶴　第七回　川上弘美 連載評論 ニッポンの小説　第八回　それは、文学ではありません（承前）　高橋源一郎 私家版・ユダヤ文化論　第八回　終わらない反ユダヤ主義　内田樹 『坂の上の雲』を読む　第八回　戦争と「広報」　関川夏央 追悼 倉橋由美子 「クラハシ」という胸おどる文学的記号　　小池真理子 聖少女に幻惑されて　　松岡正剛 四十五年の誤読　　清水良典 倉橋由美子氏との三十年　　古屋美登里 評論 喜歌劇とクーデタ　蓮實重彦 フランス第二帝政における非＝正統性の考察から近代を俯瞰する 〔没後三十五年〕 哲学者の三島由紀夫論　　伊藤勝彦 批評 シネマの記憶喪失　阿部和重／中原昌也 『宇宙戦争』と『スター・ウォーズ エピソード３　シスの復讐』 音楽に寄す　喜多尾道冬 虚と実の自由な往来 シアトリカル・シナリー　長谷部浩 歪みと傷跡 実戦的思考序説　仲正昌樹 英霊を「祀る」 味読・愛読　文學界図書室 ◎書評 モーリス・ブランショ『私についてこなかった男』（丹生谷貴志）／十文字実香『狐寝入夢虜』（酒井信）／霜山徳爾『共に生き、共に苦しむ』（千葉一幹）／多木浩二『進歩とカタストロフィ』（伊藤氏貴）／車谷長吉『女塚』（吉村萬壱）／高橋秀実『はい、泳げません』（与那原恵） 著者インタビュー 澁澤龍子『澁澤龍彦との日々』 私の読書遍歴 【第二十六回】 海部宣男 文庫本を求めて　　狐 小説の設計図（メカニクス）　　前田塁 新連載　ただ今、翻訳中　　岸本佐知子 新連載　書店での現象　　大橋夕香 コラム 鳥の眼・虫の眼　　相馬悠々 上機嫌な私　　小谷野敦 ニッポンの名文　　山口文憲 文學界百年前の今月今夜　　吾八 雑誌『文庫』で小島烏水の（？）連載「明治文学史村」が始まる 同人雑誌評　　勝又浩 新人小説月評　　佐々木敦／菅聡子 日本全国文学ガイド（7月7日〜8月6日） 文學界新人賞応募規定 執筆者紹介 詩〈海響〉　斎藤恵子

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