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文學界

文學界 村上春樹ロングインタビュー
2005年4月号 /3月7日発売 / 定価900円(本体857円)
エセー
春一番 石田千 《EU》と演劇 渡辺淳
創作
春眠  山田詠美
明るい夜  黒川創
不安に覆われたいまを生きる若者たちが、
経験する時間のすべて
短期集中連載第二回
有栖川の朝  久世光彦
第35回九州芸術祭文学賞発表
打棒日和〔佳作〕  相川英輔
【選評】五木寛之・立松和平・秋山駿
連載小説
巨船ベラス・レトラス 第三回 筒井康隆 真鶴 第三回 川上弘美
連載評論
ニッポンの小説  高橋源一郎
第四回 死んだ人はお経やお祈りを聞くことができますか? (承前)
『坂の上の雲』を読む  関川夏央
第四回 日英同盟と「封緘(ふうかん)命令」
私家版・ユダヤ文化論   内田樹
第四回 日本人とユダヤ人(1)
脳のなかの文学  茂木健一郎
第十三回 文学と科学の間に
特集
車谷長吉 愚か者のダンディズム
灘の男  車谷長吉
対談
文学で人は救われるのか
玄侑宗久 車谷長吉
贋世捨人と僧侶、著しい対照をなす二人の作家の描く救いとは。
車谷長吉氏への25の質問
〈ポルトレ〉
世捨人ぶらない世捨人  辻井喬
ロングインタビュー
「アフターダーク」をめぐって
村上春樹 聞き手=編集部
「できるだけシンプルな文章で、できるだけ複雑な物語を語りたい」
批評
シネマの記憶喪失 阿部和重/中原昌也
『クライシス・オブ・アメリカ』と『エターナル・サンシャイン』
音楽に寄す  喜多尾道冬
《ニーベルングの指環》の演出家たち
シアトリカル・シナリー 長谷部浩
猿のように抱かれる
実戦的思考序説 仲正昌樹
「圧力」とはどんな力か?
味読・愛読 文學界図書室
◎書評
前野隆司『脳はなぜ「心」を作ったのか』(千葉一幹)/佐川光晴『家族芝居』(山岡頼弘)/宮澤淳一『グレン・グールド論』(桂英史)/石井洋二郎『美の思索 』(工藤庸子)/大道珠貴『傷口にはウオッカ』(温水ゆかり)
著者インタビュー
鈴木淳史『「電車男」は誰なのか』
私の読書遍歴【第二十二回】井口昇
文庫本を求めて  狐
小説の設計図
(メカニクス)  前田塁
コラム
鳥の眼・虫の眼  相馬悠々
上機嫌な私  小谷野敦
ニッポンの名文  山口文憲
文學界百年前の今月今夜  吾八
明治の女子大生亡国論が『中央公論』に掲載される
同人雑誌評  松本道介
新人小説月評  跡上史郎 酒井信
日本全国文学ガイド(3月7日〜4月6日)
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執筆者紹介

詩〈大人になれば〉  久谷雉
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