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2004年8月号 /7月7日発売 / 定価900円（本体857円） エセー ちょっと見下して　谷沢永一 昔話のこわさとは　清水真砂子 リョコウというキョコウ　青山真治 「地球」よりも重いもの　仲正昌樹 創作 ■長篇■ 秋人の不在　宮沢章夫 嫌になるほど何のへんてつもない北河辺町を異変が襲う。謎が謎を呼ぶ力作 山と海　南木佳士 明日の約束　辻仁成 アールグレイの台所で　伊藤はに子 連載小説 退廃姉妹　第12回　島田雅彦 連載評論 ■新連載■ 文学の設計図（メカニクス）　前田塁 第一回　システム（的）批評宣言 脳のなかの文学 　茂木健一郎 第五回　閉じた空間の中で豊饒の海を夢見て ■徹底インタビュー■ 「文学の終焉」を越えて　平野啓一郎 『滴り落ちる時計たちの波紋』解題から文学的マニフェストに展開する 評論 きぬぎぬの別れ　平川祐弘 ―奇人アーサー・ウェーリーが開いた「源氏物語」の魔法の世界― 空っ風赤城山　小栗上野介の最期　野口武彦 批評 ■新連載■ 音楽に寄す　　喜多尾道冬 無頼な混沌の力 ■新連載■ シアトリカル・シナリー　長谷部浩 見えざるものをめぐって 味読・愛読　文學界図書室 ◎書評 古井由吉『野川』（中地義和）／阿川弘之『亡き母や』（小山鉄郎）／ 朝比奈美知子編訳『フランスから見た幕末維新』（工藤庸子）／ 鈴木清剛『バンビの剥製』（陣野俊史）／ ジョン・バクスター『ある愛書狂の告白』（丹野達弥）／ 柏木博『「しきり」の文化論』（千葉一幹） ◎著者インタビュー　長嶋有『パラレル』 ◎私の読書遍歴（第十四回）安野光雅 ◎文庫本を求めて　狐 コラム 文學界　百年前の今月今夜　吾八 『文芸倶楽部』が 増刊「勝いくさ」号を出す ニッポンの名文　山口文憲 同人雑誌評　勝又浩 新人小説月評　池田雄一　佐藤康智 日本全国文学ガイド（7月7日〜8月6日） 文學界新人賞応募規定 執筆者紹介 詩〈海原〉近岡礼

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