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2004年3月号 / 2月6日発売 / 特価950円（本体905円） 長篇評論 帝国とネーション―序説 柄谷行人 資本＝ネーション＝ステートという三位一体構造を明示する決定的論考。 エセー 佐世保海軍工廠 大河内昭爾 怪著を推す教養 呉智英 創作 岬行　吉村萬壱 月の客　松浦寿輝 夜　江國香織 鬼門としての韓国行（完結）　金石範 短期集中連載第六回 ナラ・レポート　津島佑子 ■第20回織田作之助賞発表■ ひまわりの彼方へ〔佳作〕上原徹 ［選評］杉山平一・川上弘美・辻原登 連載小説 退廃姉妹　第7回　島田雅彦 連載評論 昭和恋愛思想史［14］ 姦通のモラル―巻正平の敗北 小谷野敦 ドリームタイム 第八話　繭のシールド　田口ランディ ■特別対談■ 作家という最後の職業 金原ひとみ×村上龍 イノセンスの先へ 綿矢りさ×藤沢周 ことばのあつかいかたについて 江國香織×川上弘美 ■小特集■ 辻原登の小説世界 『村の名前』から『ジャスミン』へ 【インタビュー】辻原登（聞き手＝湯川豊） 小説という課題にどう向き合うか 田島正樹 午後四時までのアンナ 辻原登 筒井康隆の地獄へ一直線 ―『ヘル』を読む 三浦雅士 批評 映画覚書「疑似ドキュメンタリー問題」再考 阿部和重 味読・愛読　文學界図書室 ◎書評 B・ボイド『ナボコフ伝』（佐藤亜紀）／平出隆『伊良子清白』（鶴ヶ谷真一）／堀江敏幸『雪沼とその周辺』（池上冬樹）／星野智幸『ロンリー・ハーツ・キラー』（伊藤氏貴）／T・R・ピアソン『甘美なる来世へ』（日比野啓）／椹木野衣『黒い太陽と赤いカニ──岡本太郎の日本』（福永信）成田善弘『贈り物の心理学』（千葉一幹） ◎著者インタビュー 阿部達二『藤沢周平　残日録』 ◎文学の徴候 増殖する欠如　斎藤環 ◎私の読書遍歴（第九回）加藤陽子 ◎文庫本を求めて　狐 コラム 文學界　百年前の今月今夜 田山花袋が「露骨なる描写」を発表する 吾八 ニッポンの名文　山口文憲 同人雑誌評　松本徹 新人小説月評　野村喜和夫　前田塁 日本全国文学ガイド（2月7日〜3月6日） 文學界新人賞応募規定 執筆者紹介 詩〈桃の花〉高階杞一

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