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文學界

文學界 特集 川上弘美の文学
2003年11月号 / 10月7日発売 / 定価900円(本体857円)
長篇評論
カントとフロイト
トランスクリティーク2
柄谷行人
敵対性という人間的自然が、いかにして
国家の揚棄=世界共和国をもたらすのか?
エセー
文士劇の黒子として
半藤一利

サイゴン時代の日野啓三さん
林雄一郎

希薄化する現代装幀の存在感
臼田捷治
創作
フリン伝習録(三幕)オペレッタ台本
筒井康隆
編曲 山下洋輔

水百脚  椎名誠
老いたる蜂 文學界新人賞受賞第一作
北岡耕二

煙草  江國香織

ナラ・レポート 短期集中連載第二回
津島佑子
連載小説
メジロの来る庭 第11回
庄野潤三
退廃姉妹 第3回
島田雅彦
連載評論
昭和恋愛思想史[10]
ジッド『狭き門』の 深く広い影響について
小谷野敦
ドリームタイム
第四話 シェルター
田口ランディ
特集
内田百【門+月】に読み耽る
■鼎談■
したたかな個人主義
松山巌/松浦寿輝/堀江敏幸

■評論■
仮想に酔いつつ、現実的な算段をすること
茂木健一郎

死者を語る言葉  紅野謙介
永遠の文章家  清水良典

■百【門+月】と私■
中条省平 東直子 紀田順一郎 天沢退二郎
桶谷秀昭 日和聡 長嶋有 長部日出雄
吉田直哉 若合春侑 高橋源一郎

批評
映画覚書
後藤、石川、藤本、そして/あるいは永作
阿部和重
コラム
文學界 百年前の今月今夜
「内村鑑三や幸徳秋水ら万朝報を退社する」
吾八
味読・愛読 文學界図書室
『アーレント = ハイデガー往復書簡1925-1975』(瀬尾育生)/松井雪子『イエロー』(陣野俊史)/小川洋子『博士の愛した数式』(高原英理)/パスカル・キニャール『さまよえる影』(小沼純一)/笙野頼子『水晶内制度』(佐藤亜紀)/竹本住大夫『文楽のこころを語る』(関容子)/ルネ・シェレール『ドゥルーズへのまなざし』(國分功一郎)/中村一枝・古川一枝『ふたりの一枝』(松本道介) ◎著者インタビュー
綿矢りさ『蹴りたい背中』
宮城谷昌光『クラシック 私だけの名曲一〇〇一曲』
◎文学の徴候
「天皇萌え」の倫理  斎藤環
◎私の読書遍歴(第五回) 業田良家
◎文庫本を求めて  雅
同人雑誌評 大河内昭爾
新人小説月評 柘植光彦 伊藤氏貴
日本全国文学ガイド(10月7日〜11月6日)
文學界新人賞応募規定
文學界新人賞中間発表
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詩〈浮き輪〉元山舞
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