何かを証明しようとして、仮説を立て、そこに向かって実験を進めると、結論を導こうとするあまり早とちりも起こりやすいものです。「思い込み」は危険であり、しかも終わってみると、すべて無駄に終わる可能性を秘めています。それよりも、今の時代の今の技術の範囲内で、使用できる道具と方法を駆使したら、何を試すことができるのだろう?という視点の方が大切です。何が起こるかわからないからこそ、サイエンスの醍醐味があるのではないでしょうか。