《受賞者の横顔》 高知新聞社 追跡・白いダイヤ取材班

高知新聞社 追跡・白いダイヤ取材班

プロフィール
高知新聞は、1904(明治37)年9月1日に創刊。自由民権運動の父・板垣退助らが1874年に設立した政治結社「立志社」の機関紙の流れを組む。2016年、高知県内で起きたシラスウナギ集荷人事務所への火炎瓶投げこみ事件をきっかけに結成された取材班は、5年間におよぶ取材でシラスウナギの密漁や県内外の闇取引の実態などに迫り、2021年1月3日より「採捕」「流通」「規制」の三部・計39回にわたって特集記事を掲載。地元の高知から、国の水産資源管理の問題まで問うた幅広い内容となった。本企画は、21年度の「新聞協会賞 企画部門」も受賞している。

高知新聞社 追跡・白いダイヤ取材班
2020年11月15日午前4時頃、漁期が始まるまでは20日以上あるにもかかわらず、密猟者が網を手に河口に集まった(提供:高知新聞社)

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