《受賞者の横顔》 佐藤優さん

佐藤優さん

プロフィール
1960年生まれ。85年、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。英国、ロシアでの勤務、外務本省国際情報局分析第一課主任分析官を経て、作家に。2005年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で第59回毎日出版文化賞特別賞、06年発表の『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『紳士協定 私のイギリス物語』『私のマルクス』『宗教改革の物語』『十五の夏』など著作多数。また『君たちが知っておくべきこと』『16歳のデモクラシー』など、若い世代に向けた教養ゼミ・講義にも精力的に取り組む。

佐藤優さん

都内にある仕事場で(2015年)。佐藤氏の仕事場は複数あり、仕事の種類に応じて移動して執筆する。デビューしてから15年間に上梓した本は単共著併せて300冊弱。蔵書は5年前の時点で約4万冊、生涯書籍代は約6000万円という

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同志社大学神学部での特別講義(2016年)。佐藤氏は各地の大学、高校での講義を通して若い世代に教養や勉強法の伝授を精力的に行い、そこから生まれた書籍も多い


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