《受賞者の横顔》 林真理子さん

林真理子さん

プロフィール
1954年、山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、コピーライターとして活躍。82年に刊行された初のエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。83年7月より、「週刊文春」で現在も続くエッセイの連載を開始。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞、95年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞を受賞。2018年、紫綬褒章受章。20年、日本文藝家協会理事長に女性として初めて選出された。

林真理子さん

本年10月10日、甲府市で開催された「まるごと林真理子展」の会場で渡されたギネス世界記録認定証を手にする林さん。昭和58年スタートの週刊文春の連載エッセイが、「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」として認定された

林真理子さん

現在「文藝春秋」連載中の「李王家の縁談」生原稿。
――週刊誌は対談、小説を含めて、なんと四つをやっている。それに加え、月刊誌の小説が二つと、月刊誌のエッセイ。「本当に一人でこれだけやってるの」と皆が驚く
――(「週刊文春」10月29日号より)


菊池賞の詳細に戻る