《受賞者の横顔》 滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール

滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール
カメラの向こうから送られた、万を超えるカーテンコールに応える出演者たち(提供 びわ湖ホール)

プロフィール
1998年、西日本初の本格的なオペラ劇場として開館。設備・音響の良さに加え、琵琶湖湖畔という美しいロケーションが内外の音楽家に愛されている。“関西オペラの拠点”として音楽文化の振興と普及に尽力したことにより、2011年度の地域創造大賞(総務大臣賞)を受賞。17年より、ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」全四部作を毎年一作ずつ上演、“びわ湖リング”の愛称で親しまれ、20年の「神々の黄昏」で完結する予定だった。同年3月に予定されていた公演は、コロナ感染拡大により県庁から公演中止を要請されたが、無観客上演とDVD制作を決定(のちブルーレイに変更)、さらにスタッフの提案でライブ配信を行った。

滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール

びわ湖ホールの外観。手前が国内有数の4面舞台を備えた大ホール、奥は演劇向けの中ホール。さらに地下には小ホールがある(提供 びわ湖ホール)

滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール

「神々の黄昏」のラストシーン。英雄ジークフリートと妻のブリュンヒルデを焼く炎は、神々の居城ヴァルハラにまで燃え広がり、世界を支配する力をもつラインの黄金から作られた指環は、ふたたびライン川の底へと還った(提供 びわ湖ホール)

滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール

客席が空の状態で上演された(提供 びわ湖ホール)


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