吉祥紋

松・竹・梅に鶴と亀――慶賀の意を表す吉祥紋は中国から伝わり、日本でも室町時代から江戸時代にかけて一般的になりました。吉祥紋には金・銀・珊瑚、打ち出の小槌、瑪瑙、真珠などが刺繍された「宝尽くし紋」などもあり、何が「めでたい」とされたか、さまざまな絵柄から考えてみるのも興味深いかもしれません。