縁談

士農工商の身分社会であった江戸時代、人は原則的に別の身分の者と結婚することは不可でした。同じ身分のもの同士であっても、実際の縁談では家同士の「分」と「格」のバランスがまず重視されました。嫁側の持参金の多寡も、仲人などが家同士の組み合わせを考える際の重要な要素の一つでした。