団子屋・汁粉屋・煎餅屋

団子は一串に五個のものが一般的でしたが、「四文銭」が出された後は一串四個のものも登場。汁粉屋は夜鷹蕎麦屋が正月に餅入りの汁粉や雑煮を売ったことから「正月屋」とも呼ばれました。煎餅は歌舞伎役者の副業として作られていたものも多く、表裏に役者特有の紋様が施された煎餅が人気を呼びました。