大宅壮一ノンフィクション賞 最新情報

第55回大宅壮一ノンフィクション賞(2024年)の候補作が決定いたしました。

選考委員会は5月中旬に行われる予定です。結果は「文藝春秋」7月号誌上並びに当サイトにて発表いたします。

候補者名候補作出版社
石川結貴(いしかわ ゆうき)家で死ぬということ ひとり暮らしの親を看取るまで文藝春秋
春日太一(かすが たいち)鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折文藝春秋
古川英治(ふるかわ えいじ)ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録KADOKAWA
森合正範(もりあい まさのり)怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ講談社
石川結貴
1961年生まれ。大学卒業後、専業主婦や子育て経験を経てフリージャーナリストに。97年に「週刊SPA!」の連載で本格的な執筆活動を開始以降、「週刊文春」「文藝春秋」「週刊現代」「週刊新潮」「サンデー毎日」「婦人公論」などで特集記事を担当する。家族・教育問題、児童虐待、青少年のインターネット利用、介護などをテーマに取材。
〈作品〉『ブレイク・ワイフ』1999年扶桑社刊。『あなたは主婦が好きですか?』2002年中央公論新社刊。『家族は孤独でできている』06年毎日新聞社刊。『モンスターマザー 世界は「わたし」でまわっている』07年光文社刊。『暴走育児 夫の知らない妻と子のスウィートホーム』09年ちくま新書刊。『ルポ 子どもの無縁社会』11年中公新書ラクレ刊。『ルポ 居所不明児童 消えた子どもたち』15年ちくま新書刊。『スマホ廃人』17年文春新書刊。『毒親介護』19年文春新書刊。『スマホ危機 親子の克服術』21年文春新書刊。『家で死ぬということ ひとり暮らしの親を看取るまで』23年文藝春秋刊。
春日太一
1977年生まれ。日本大学大学院博士後期課程修了(芸術学専攻)。大学院在学時より時代劇を中心に映画スタッフの取材を開始。2006年『時代劇マガジン』への寄稿を皮切りに、本格的な執筆活動に入る。
〈作品〉『時代劇は死なず! 京都太秦の「職人」たち』2008年集英社新書刊。『天才 勝新太郎』10年文春新書刊=第42回大宅壮一ノンフィクション賞候補、第9回新潮ドキュメント賞候補。『あかんやつら 東映京都撮影所血風録』13年文藝春秋刊。『鬼才 五社英雄の生涯』16年文春新書刊。『すべての道は役者に通ず』18年小学館刊。『時代劇入門』20年角川新書刊。『大河ドラマの黄金時代』21年NHK出版新書刊。『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』23年文藝春秋刊。
古川英治
1967年生まれ。英オックスフォード大大学院修了。日本経済新聞社でモスクワ特派員や国際部編集委員などを経て、2021年からフリーランス。
〈作品〉『破壊戦 新冷戦時代の秘密工作』2020年角川新書刊。『ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録』23年KADOKAWA刊。
森合正範
1972年生まれ。スポーツ新聞社を経て、中日新聞社入社。東京中日スポーツ、中日スポーツを経て、現在、東京新聞運動部記者。
〈作品〉『力石徹のモデルになった男 天才空手家 山崎照朝』2020年東京新聞刊。『怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ』23年講談社刊=2023年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞。

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