直木三十五賞 最新情報

第155回直木賞は荻原浩さんに決定!(平成28年上半期)

第155回直木三十五賞の選考委員会が平成28年7月19日(火)午後5時より築地・新喜楽で開催され、下記候補作品の中から荻原浩さん「海の見える理髪店」が授賞作に決まりました。

荻原浩さん

荻原浩さん

候補者名 候補作 出版社
伊東潤(いとう じゅん) 天下人の茶 文藝春秋
荻原浩(おぎわら ひろし)受賞 海の見える理髪店 集英社
門井慶喜(かどい よしのぶ) 家康、江戸を建てる 祥伝社
原田マハ(はらだ まは) 暗幕のゲルニカ 新潮社
湊かなえ(みなと かなえ) ポイズンドーター・ホーリーマザー 光文社
米澤穂信(よねざわ ほのぶ) 真実の10メートル手前 東京創元社

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伊東潤
1960年6月24日神奈川県生まれ。早稲田大学卒業後、大手外資系IT企業に長らく務めた後、何社かの外資系企業のマネジメント職を歴任。フリーランスのコンサルタントを経た後、2007年、持ち込みにて角川書店からデビュー。10年より専業作家となる。
〈作品〉『武田家滅亡』2007年角川書店刊。『山河果てるとも』08年角川書店刊。『疾き雲のごとく 早雲と戦国黎明の男たち』08年宮帯出版社刊。『戦国奇譚 首』(後に文庫化にあたり『戦国無常 首獲り』に改題)09年講談社刊。『北条氏照 秀吉に挑んだ義将』09年PHP研究所刊。『天下人の失敗学』09年講談社刊。『戦国鬼譚 惨』10年講談社刊=第32回吉川英治文学新人賞候補。『幻海 The Legend of Ocean』10年光文社刊。『戦国鎌倉悲譚 剋』11年講談社刊。『北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録』11年角川書店刊。『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』11年PHP研究所刊=第1回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞、第18回中山義秀文学賞候補。『城を噛ませた男』11年光文社刊=第146回直木賞候補。『武士の王・平清盛』11年洋泉社刊。『義烈千秋 天狗党西へ』12年新潮社刊=第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞。『叛鬼』12年講談社刊。『国を蹴った男』12年講談社刊=第148回直木賞候補、第34回吉川英治文学新人賞受賞。『巨鯨の海』13年光文社刊=第149回直木賞候補、第4回山田風太郎賞受賞。『王になろうとした男』13年文藝春秋刊=第150回直木賞候補。『黎明に起つ』13年NHK出版刊。『峠越え』14年講談社刊=第20回中山義秀賞受賞。『天地雷動』14年角川書店刊。『野望の憑依者』14年徳間書店刊。『死んでたまるか』15年新潮社刊。『武士の碑』15年PHP研究所刊。『鯨分限』15年光文社刊。『吹けよ風 呼べよ嵐』16年祥伝社刊。『敗者烈伝』16年実業之日本社刊。『横浜1963』16年文藝春秋刊、他。
荻原浩受賞
1956年6月30日埼玉県生まれ。成城大学経済学部卒業。広告制作会社勤務、フリーのコピーライターを経て97年「オロロ畑でつかまえて」で第10回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。
〈作品〉『オロロ畑でつかまえて』1998年集英社刊。『噂』2001年講談社刊。『母恋旅烏』02年小学館刊。 『神様からひと言』02年光文社刊。『僕たちの戦争』04年双葉社刊。『明日の記憶』04年光文社刊=第18回山本周五郎賞受賞。『あの日にドライブ』05年光文社刊=第134回直木賞候補。 『押入れのちよ』06年新潮社刊。『四度目の氷河期』06年新潮社刊=第136回直木賞候補。『サニーサイドエッグ』07年東京創元社刊。『愛しの座敷わらし』08年朝日新聞出版刊=第139回直木賞候補。『ひまわり事件』09年文藝春秋刊。『砂の王国』10年講談社刊=第144回直木賞候補。『二千七百の夏と冬』14年双葉社刊=第5回山田風太郎賞受賞。『金魚姫』15年KADOKAWA刊、他。
門井慶喜
1971年11月2日群馬県桐生市生まれ。栃木県宇都宮市出身。94年同志社大学文学部文化学科文化史学専攻(日本史)卒業。2003年「キッドナッパーズ」で第42回オール讀物推理小説新人賞受賞。06年『天才たちの値段』で単行本デビュー。
〈作品〉『天才たちの値段』2006年文藝春秋刊。『人形の部屋』07年東京創元社刊=第61回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補。『パラドックス実践 雄弁学園の教師たち』09年講談社刊(収録作中「パラドックス実践」=第62回日本推理作家協会賞(短編部門)候補)。『竹島』12年実業之日本社刊。『シュンスケ!』13年角川書店刊=第3回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)候補。『かまさん』13年祥伝社刊=第3回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)候補。『注文の多い美術館』14年文藝春秋刊。『東京帝大叡古教授』15年小学館刊=第153回直木賞候補。『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』15年幻戯書房刊=第69回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)受賞、他。
原田マハ
1962年7月14日東京都生まれ。関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。伊藤忠商事株式会社、森ビル株式会社森美術館設立準備室勤務。森美術館在籍時、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に派遣され、同館インターナショナルプログラムに所属。2002年、フリーのキュレーター、ライターとして独立。06年、作家となる。
〈作品〉『カフーを待ちわびて』2006年宝島社刊=第1回日本ラブストーリー大賞受賞。『キネマの神様』08年文藝春秋刊。『本日は、お日柄もよく』10年徳間書店刊。『楽園のカンヴァス』12年新潮社刊=第147回直木賞候補、第25回山本周五郎賞受賞。『ジヴェルニーの食卓』13年集英社刊=第149回直木賞候補。『太陽の棘』14年文藝春秋刊。『あなたは、誰かの大切な人』14年講談社刊。『異邦人(いりびと)』15年PHP研究所刊。『ロマンシエ』15年小学館刊、他。
湊かなえ
1973年1月広島県因島(現・尾道)市生まれ。武庫川女子大学家政学部卒業。アパレルメーカー、青年海外協力隊、高校講師などを経て、2007年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年同作を収録した『告白』でデビュー。
〈作品〉『告白』2008年双葉社刊=第6回本屋大賞受賞。『少女』09年早川書房刊。『贖罪』09年東京創元社刊。『Nのために』10年東京創元社刊。『夜行観覧車』10年双葉社刊。『往復書簡』10年幻冬舎刊。『花の鎖』11年文藝春秋刊。『境遇』11年双葉社刊。『サファイア』12年角川春樹事務所刊。『白ゆき姫殺人事件』12年集英社刊。『母性』12年新潮社刊。『望郷』13年文藝春秋刊=第149回直木賞候補(収録作中「望郷、海の星」=第65回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞)。『高校入試』13年角川書店刊。『豆の上で眠る』14年新潮社刊。『山女日記』14年幻冬舎刊。『物語のおわり』14年朝日新聞出版刊。『絶唱』15年新潮社刊。『リバース』15年講談社刊。『ユートピア』15年集英社刊=第29回山本周五郎賞受賞。
米澤穂信
1978年3月岐阜県生まれ。2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、デビュー。11年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。14年『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞。
〈作品〉『氷菓』2001年角川書店刊。『インシテミル』07年文藝春秋刊。『追想五断章』09年集英社刊。『折れた竜骨』10年東京創元社刊。『満願』14年新潮社刊=第151回直木賞候補。『王とサーカス』15年東京創元社刊、他。

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