文藝春秋 採用案内2018

「CREA」編集部 2011年入社、「別冊文藝春秋」編集部配属。2013年より現職

埋もれた価値を見出し、時代の先を読んで、読者を引っ張る。本気でやりたいと思ったことを実現できる場所です。

現在の仕事内容

〝華やか〟に見える現場の裏側で

 女性誌の編集者と聞いて、どんな人物像、どんな仕事が思い浮かぶでしょうか? 私自身は、この部署に異動したばかりの頃、大好きな海外ドラマ『アグリー・ベティ』や映画『プラダを着た悪魔』のイメージがあり、楽しみな気持ちと不安な気持ちが同居していました。4年目を迎えた今、そのイメージが当っているかどうかは、〝ハーフハーフ〟と言えます。アメリカと日本の仕事の違いはありますが、根本は同じだと思っています。「CREA」は月刊のライフスタイル&カルチャー誌です。世の中の面白いことをいかに表現するか、埋もれている価値をいかに発掘するか、いかに時代の先を読むか。時に、いかに読者を引っ張っていくか……。華やかに見える現場の裏には、地味で細かい、体力も必要な現場があります。ですが、本気でやりたいと思ったことは何でも実現できる。その土壌が「CREA」にはあります(もちろん、プレゼンや企画案は通さなければなりません)。
 具体的な仕事は、挙げるとキリがありませんが、世の中の動向をリサーチ→企画案を提出→担当する企画が決まったら、ライター、カメラマン、イラストレーター、デザイナーなどと相談しながら、企画を練り上げる→撮影などを経て、レイアウト作成→原稿作成……毎月の流れに、更に細かい仕事がついてきます。忙しい時期は人によって異なります。任された仕事を、締め切りまでに、自分なりのスケジュールでブラッシュアップしていくからです。忙しい仕事ですが、自分の趣味や興味がそのまま仕事に活きてくるので、忙しいと思うか、楽しいと思うか、それも人によって異なるのではないでしょうか。

私のスケジュール

  • 10:00

    コスメの撮影

    「CREA」のビューティ担当として、ビューティ企画を準備中。まだ発売されていないコスメをブランドから取り寄せ、ひとつひとつ撮影していきます。どんな角度だと美しく見えるか、カメラマンと相談しながら進めます。

  • 15:00

    レイアウトをチェック

    撮影を終えると、既に撮影を終えていた別企画のレイアウトがデザイナーより届いていたのでチェック。レイアウトは、どのようなページにしたいか、構成を書き込んだ「ラフ」と呼ばれるものと写真のデータなどをデザイナーに渡し、相談しながら作成していきます。

  • 19:00

    ワインの発表会に出席

    食、ファッション、ビューティ、旅など、色々な発表会への出席も大事な仕事のひとつ。世の中にまだ出回っていない新情報は、メディア向けの発表会でゲットします。そこで出会った人たちとのコミュニケーションによって、新しいアイディアが浮かぶことも。

  • 〈番外編〉ハワイ出張でSUPヨガ体験中

    ハワイ特集のため出張。編集者がカメラマン、現地コーディネーターと一緒に現地を取材し、記事も書きます。時に、アクティビティを自分で体験してみることも。

最も印象深い仕事

かつて子どもだった大人たちへ

 一年前、『人生の色んなことに迷ったら 大人の少年少女文学。』という特集を担当しました。子どもの頃から、児童文学こそ大人が読むべきだとずっと思い続けてきたので、まさか、大人になってから、自分の想いを込めた特集を作ることができるとは! 興奮しましたが、「CREA」ではもちろん、専門誌以外の雑誌でこのような特集は前例がなかったので、責任も感じました。『赤毛のアン』『大きな森の小さな家』『トムは真夜中の庭で』……子どもの頃、あんなに好きだった世界の話を、大人になると大っぴらに口にできなくなった寂しさ。それを払拭するかのように、かつて子どもだった大人たちに向けて、タイトルの通り、色んなことに迷ったら読んでほしい、その一心で様々な切り口から少年少女文学を掘り下げていきました。その想いが届いたのか、発売後の反響は大きく、ラジオ出演や講演会の依頼をいくつか受けることになりました。普段、表には出ない編集者ですが、どんな人が作っているのだろうと興味を持っていただけたことは、素敵な思い出です。 『赤毛のアン』や『秘密の花園』でピクニックに持っていくバスケットと食べものを再現!
読者が子どもの頃に空想した世界に思いを馳せるように、様々な切り口で特集を編む。

志望者のみなさんへ

 どんな仕事においても、この会社にはありとあらゆるチャンスが転がっていると思います。自分で作り上げるチャンスもあります。ただし、チャンスを掴みたければ、常に万全の準備をしておくことが必要だし、運も必要。相応の覚悟と責任も伴います。とはいえ、大げさな話ではありません。怖がらないで、どんな小さなチャンスでも掴み取って下さい。