江戸の暦

日本の暦は長らく中国のものが使われていました。幕府が江戸初期(1684年)に渋川春海が作成した貞享暦を採用することで初めて日本独自のものとなったのです。この功績で渋川は天文方に任命され、以後、世襲制の天文方のみに暦の作成が許されました。