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亡霊 新宿鮫 大沢在昌
歌舞伎町を内偵中の鮫島は“消された”と噂された男を見かけた
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さきのお礼
山本兼一
「とびきり屋」のゆずが七夕の短冊にこめた願いとは?
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静人日記
天童荒太
“悼む人”と呼ばれる青年が歩んだ道の後ろには──
無言詣り 伊集院静
亡夫の幼なじみ二人から求婚された志万。女ごころは揺れる
交換日記 井上荒野
雪国へ行こう──。無邪気に盛り上がる喫茶店の常連客たち
瑠璃色のハイドゥナン 重松 清
男は与那国島を訪れていた。死期が迫る元妻に会うために
源内焼 高橋克彦
かつて自らが考案した源内焼にそっくりの器の出処は──
荘厳の日々 小池真理子
私はいつも微笑を浮かべ、絶望の歌を歌いながら生きていく
四人組、跳ねる 高村 薫
この村では、何でも起こりうるのだ──老人が若返った!?
わたしの叔母さん 藤堂志津子
立子の前に二十年ぶりに現れた姪。その天真爛漫の影には
父さんの詩集 ねじめ正一
父はいない。母は心を開かない。野球少年の孤独は深い──
武家の娘 林真理子
借金の形に預かった娘を前に、舌なめずりする慶左衛門
秋鯖 杉本章子
情けない、だらしない亭主。おたみにも我慢の限度がある
曹参 宮城谷昌光
旧体制に甘んじていた曹参を時代の流れは動かしていく
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横浜不二山商会 新・御宿かわせみ 平岩弓枝
殺したのは、誰……。るいに訊かれて、絶句する麻太郎
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【新シリーズ】お待たせしました!
これでおしまい とりとめもなくノゾキの話 佐藤愛子
まだまだ書きます! 待望の愛子節、全開