鈴木光司*迷路 100枚
おのれと妻子の命を守るため人を殺した男は有罪か無罪か? |
貫井徳郎*長い片思い 110枚
父親と二人暮しのおれは今、七歳年上の女性とつき合っている |
朱川湊人*妖精生物 100枚
幸せをもたらすという奇妙な生き物を、私は手に入れたが…… |
大沢在昌*地獄島の番人
出られるはずのない地獄島を逃れた私に、遂に島からの追っ手が迫る |
佐野 洋*血判の誓い
義妹が口にした名前が、五十年前に抱いた殺意を思い起こさせた |
宇佐美游*水着のヴィーナス
怪文書の犯人は誰? 高級スイミングクラブに渦巻く女たちの憎悪 |
赤川次郎*つきに見放された男
ついていない男が強盗に押し入った宝石店で、死体が発見された |
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《第57回》日本推理作家協会賞発表
選評 |
《長編および連作短編集部門》
黒川博行、直井明、法月綸太郎、藤田宜永、宮部みゆき |
《短編部門・評論その他の部門》
井上ひさし、笠井潔、京極夏彦、桐野夏生、東野圭吾 |
《長編および連作短編集部門》
歌野晶午
『葉桜の季節に君を想うということ』
垣根涼介
『ワイルド・ソウル』 |
《短編部門・評論その他の部門》
千街晶之
『水面の星座 水底の宝石』
多田茂治
『夢野久作読本』 |
(短編部門受賞作)
伊坂幸太郎 死神の精度
私は死神。人の死を実行すべきか否か、調査するのが仕事 |
歌野晶午 vs. 綾辻行人
「ぼくたちが青春を捧げた本格ミステリ」 |
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