-
新芥川賞作家
磯崎憲一郎
受賞記念対談 × 保坂和志 小説から与えられた使命
作家論 時間と言葉―― 磯崎憲一郎と「終の住処」 佐々木敦
創作
-
岸辺の旅 三〇〇枚 湯本香樹実
三年振りに遠い場所から帰ってきた夫・優介。夫婦の果てしない道行が始まる。
生と死を大胆な設定と静謐な筆致で描き、著者の新境地を拓く意欲作
-
麻布怪談 短期集中連載完結
小林恭二
-
白い花の木の下
南木佳士
連載小説
-
心はあなたのもとに
第二十八回
村上 龍
-
象牙色の賢者
第十八回
佐藤賢一
-
モンフォーコンの鼠
第六回
鹿島 茂
-
武曲
(むこく)
第四回
藤沢 周
対談
戦争と日本の作家 ドナルド・キーン 平野啓一郎
戦争という惨禍と変化の時代に作家は日記に何を書いたか、世代を超えた二人の対話
対談
「たけくらべ」の声、息遣い ――「語り」とテクストの多重性
渡邊守章 松浦寿輝
樋口一葉「たけくらべ」を語りの観点から捉えなおし、新たな魅力に光を当てる
エセー
-
詩はおまえらが書け
松本圭二
-
カエルの宿
田山朔美
連載評論
-
ドストエフスキーの預言
第五回
大審問官
佐藤 優
-
メガ・クリティック
第八回
諸ジャンルの闘争(前編)
池田雄一
-
なんとなく、考える
第十四回
動物化について(1)
東 浩紀
私のマエストロ
第五回
フィル・スぺクター
いしいしんじ
-
アウトサイド・レビュー
恐山大祭
海猫沢めろん
文學界図書室
- 宮本 輝 『骸骨ビルの庭』(阿部公彦)
- 辻原 登『許されざる者』(亀山郁夫)
- 諏訪哲史『ロンバルディア遠景』(千葉一幹)
- 佐藤友哉『デンデラ』(陣野俊史)
- 佐藤 優『甦る怪物[リヴィアタン]私のマルクス ロシア篇』(香山リ力)
- 著者インタビュー 富岡多惠子 『隠者はめぐる』
コラム
-
カーヴの隅の本棚
鴻巣友季子
-
ニッポンの名文
山口文憲
-
鳥の眼・虫の眼
相馬悠々
-
新人小説月評
大和田俊之 千野帽子
- 日本全国文学ガイド(8月7日〜9月6日)
- 文學界新人賞応募規定
- 執筆者紹介
-
Voice of Animals
三沢厚彦
-
詩〈破れた世界と啼くカナリア〉 渡辺玄英