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文學界

文學界8月号 [新選考委員  特別対談]小川洋子×川上弘美「私たちと芥川賞」/[往復書簡]河野多惠子×山田詠美
2007年8月号 / 7月6日発売 / 定価900円(本体857円)
エセー
本屋が来りてパンを焼く
桜庭一樹
韓国における左派と新自由主義
高原基彰
新選考委員 特別対談
私たちと芥川賞 小川洋子
川上弘美
賞を受けることの意味から、選考の面白さと怖さまで語り尽くす
【対談】 桐野夏生
伊藤たかみ
「格差」をどう描くか
フリーター、ニート、カフェ難民。小説はどう立ち向かうか?
連載小説
バカ尾根 南木佳士
夜のざわめき 中村文則
苔の花 高橋順子
願 安斎あざみ
美女の林間の空地 岡崎祥久
とある光 瀬戸良枝
連載小説
火の島 第二十五回 石原慎太郎
常夏の豚 第八回 矢作俊彦
チベットのラッパ犬 第八回 椎名誠
心はあなたのもとに 第三回 村上龍
連載評論
ニッポンの小説 高橋源一郎
第三十二回 全文引用(承前)
観念的生活 中島義道
第十四回 ニヒリズム
私のマルクス 佐藤優
第十三回 『なぜ私は生きているか』
夢言逍遥 高橋英夫
第八回 モーツァルトは来なかった
文学問答・最終篇
往復書簡 河野多惠子 × 山田詠美
日常を記す言葉に、二人の作家の文学観が滲み出る
評論
新発見・夏目漱石の校正原稿 川島幸希
批評
映画の頭脳破壊 中原昌也
『ラザロ』
〔ゲスト〕
井土紀州
シアトリカル・シナリー 長谷部浩
『三人吉三』
メディアフィロソフィー 高田明典
〈存在〉の苦しみに耐える
文學界図書室
◎書評
瀬戸内寂聴『秘花』(菅野昭正)/山本義隆『一六世紀文化革命』(与謝野馨)/ 池澤夏樹『きみのためのバラ』(三浦雅士)/ 島田雅彦『カオスの娘』(鹿島田真希)/車谷長吉『灘の男』(春日武彦)/ リチャード・パワーズ『囚人のジレンマ』(新元良一)/ 中山智幸『さりぎわの歩き方』(佐々木敦)/中村文則『最後の命』(佐藤康智) 江國香織『がらくた』(栗田有起)/青木淳悟『いい子は家で』(田中弥生)
著者インタビュー
原武史『滝山コミューン一九七四』
コラム
胸の中にて鳴る音あり 上原隆
カーヴの隅の本棚 鴻巣友季子
ニッポンの名文 山口文憲
鳥の眼・虫の眼 相馬悠々
同人雑誌評 勝又浩
新人小説月評 中村佳子・佐藤秀明
日本全国文学ガイド(7月6日〜8月6日)
文學界新人賞応募規定
執筆者紹介/from the artist 内藤礼
詩〈世界 ― 海〉城戸朱理
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