トップ雑誌
文學界

文學界 青来有一「てれんぱれん」[評論]「村上春樹の知られざる顔」都甲幸治
2007年7月号 / 6月7日発売 / 特価950円(本体905円)
エセー
うぶだしや 磯田道史 「命」雑感 吉田暁子
創作
てれんぱれん
一七〇枚
青来有一
四十年ぶりにわたしが見たのは幻か。見えざるものを描く伊藤整文学賞受賞第一作
チパシリ 辻原登
牛乳と隕石 春日武彦
妬ましい 桑井朋子
連載小説
火の島 第二十四回 石原慎太郎
常夏の豚 第七回 矢作俊彦
チベットのラッパ犬 第七回 椎名誠
心はあなたのもとに 新連載第二回
村上龍
追悼 大庭みな子
アラスカから浦安まで 菅野昭正
鼎談
おじさんは「綿矢・青山・金原」をどう読んだか
加藤典洋×関川夏央×船曳建夫
連載評論
ニッポンの小説 高橋源一郎
第三十一回 全文引用(承前)
観念的生活 中島義道
第十三回 懐疑論
私のマルクス 佐藤優
第十二回 襲撃
歴史のかげに“食”あり
黒岩比佐子
最終回 アナーキストの「菜食論」
夢言逍遥 高橋英夫
第七回 エンドレス
評論
村上春樹の知られざる顔
――外国語版インタビューを読む
都甲幸治
寡黙な日本国内でとは裏腹に、戦争責任、オウム問題まで雄弁に語る
紀行
「村上春樹のノモンハン」を行く 鈴村和成
批評
映画の頭脳破壊 中原昌也
『サイドカーに犬』+『マラノーチェ』
〔ゲスト〕
長嶋有
シアトリカル・シナリー 藪原検校 長谷部浩
メディアフィロソフィー 高田明典
〈管理する〉ということ
文學界図書室
◎書評
庄野潤三『ワシントンのうた』(柴崎友香)/吉田修一『悪人』(伊藤氏貴)/蓮實重『「赤」の誘惑』(中条省平)/金原ひとみ『ハイドラ』(斎藤環)/赤染晶子『うつつ・うつら』(田中和生)/島本理生『大きな熊が来る前に、おやすみ。』(池上冬樹)/絲山秋子『ダーティ・ワーク』(渡部直己)/河野多惠子『臍の緒は妙薬』(浦西和彦)
著者インタビュー 辻仁成『ピアニシモ・ピアニシモ』
コラム
胸の中にて鳴る音あり 上原隆
カーヴの隅の本棚 鴻巣友季子
ニッポンの名文 山口文憲
鳥の眼・虫の眼 相馬悠々
同人雑誌評 勝又浩
新人小説月評 田中弥生・松井博之
日本全国文学ガイド(6月7日〜7月6日)
文學界新人賞応募規定
執筆者紹介/from the artist 内藤礼
詩〈鱗のある日〉 蜂飼耳
最新号目次
バックナンバー
雑誌目次検索
定期購読案内
文學界新人賞原稿募集