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文學界 [新連載小説]矢作俊彦「常夏の豚」椎名誠「チベットのラッパ犬」/[鼎談]渡辺守章・松浦寿輝・浅田彰「バルト、ラシーヌ、クローデル」
2007年1月号 / 12月7日発売 / 定価900円(本体857円)
エセー
澁澤宇宙の秘密へ 高橋睦郎 カンディンスキーの膝 荻野アンナ
近くて遠い詩の横書きについて 佐々木幹郎
創作
新連載 常夏の豚 矢作俊彦/チベットのラッパ犬 椎名誠
エッちゃんの干物 藤野千夜 ミンク 金原ひとみ
佐渡の三人 長嶋有 イリの結婚式 角田光代
B39 吉村萬壱
短期集中連載完結篇 ピアニシモ・ピアニシモ 辻仁成
連載小説
火の島 第十八回 石原慎太郎
鼎談
「バルト、ラシーヌ、クローデル」渡辺守章・松浦寿輝・浅田彰
長らく待たれた『ラシーヌ論』の邦訳刊行を記念し、バルト、ラシーヌ、クローデルから、日本の演劇的言語態までを語り尽くす
小島さんの肉声と文学の不死性 保坂和志
連載評論
ニッポンの小説 高橋源一郎
第二十五回 全文引用(承前)
観念的生活 中島義道
第七回 二重の「いま」
私のマルクス 佐藤優
第六回 組織神学教授・緒方純雄
歴史のかげに“食”あり
第六回 怪物的な政商と帝国ホテルの料理
黒岩比佐子
夢言逍遥 高橋英夫
新連載 姉のような
批評
映画の頭脳破壊 新連載 『硫黄島からの手紙』 中原昌也
〔ゲスト〕蓮實重彦
シアトリカル・シナリー 白い手
長谷部浩
音楽に寄す 無心によって革新される伝統
喜多尾道冬
思考の遊歩 都市の実践者─柏と下北沢 北田暁大
文學界図書室
◎書評
川上弘美『真鶴』(池田雄一)/ルル・ワン『睡蓮の教室』(日比野啓)/三崎亜記『失われた町』(池上冬樹)/石川九楊『失われた書を求めて』(鈴木一誌)/『フレッド・アステア自伝』(和田誠)/金井美恵子『快適生活研究』(古屋美登里)/丸山健二『落雷の旅路』(勝又浩)
著者インタビュー
阿部和重『ミステリアスセッティング』
文庫本を求めて 雅
文学まであと少し 田中和生
ただ今、翻訳中 小竹由美子
コラム
胸の中にて鳴る音あり 上原隆
カーヴの隅の本棚 鴻巣友季子
上機嫌な私 小谷野敦
ニッポンの名文 山口文憲
鳥の眼・虫の眼 相馬悠々
同人雑誌評 松本徹
新人小説月評 森孝雅・福嶋亮大
日本全国文学ガイド(12月7日〜1月6日)
文學界新人賞応募規定
執筆者紹介/from the artist 内藤礼
詩〈泣きやまぬ子のためのアリア〉安藤元雄
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