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文學界 [特集]映画狂時代/車谷長吉「世界一周恐怖航海記」
2006年3月号 / 2月7日発売 / 定価900円(本体857円)
エセー
行列 川村二郎 芭蕉は一人で芭蕉になったのではない 勝又浩
〔短期集中連載〕世界一周恐怖航海記 第一回 車谷長吉
生まれて初めて、しかも大型客船で海外旅行に出かけた「贋世捨人」の日々
創作
貝 青来有一 森のお菓子屋 小野正嗣
連載小説
巨船ベラス・レトラス 最終回
筒井康隆
真鶴 第十四回 川上弘美
火の島 第八回 石原慎太郎
ワシントンのうた 第三回 庄野潤三
連載評論
ニッポンの小説 高橋源一郎
第十五回 ちからが足りなくて(承前)
無意味なものと不気味なもの 春日武彦
第六回 描きかけの風景画
新芥川賞作家
ロング・インタビュー
小説の技巧に徹底的にこだわりたい 絲山秋子
批評
思考の遊歩 新連載 北田暁大
音声中心主義的パーソナリティ
シネマの記憶喪失(特別篇)『ミュンヘン』
阿部和重/中原昌也/青山真治〔ゲスト〕/蓮實重彦〔ゲスト〕
シアトリカル・シナリー 長谷部浩
欲望の現在形
音楽に寄す 喜多尾道冬
ヨーロッパにおける低音の伝統
特集
映画狂時代
【特別寄稿】
寡黙なイマージュの雄弁さについて
―侯孝賢試論― 蓮實重彦
三池崇史 DOA 四方田犬彦
ゴダールと音楽 小沼純一
【インタビュー】
フレデリック・ワイズマン
冨田三起子(聞き手)
寧瀛(ニン・イン) 高崎俊夫(聞き手)
「中国社会の激変を女性たちを通して描きたかった」
対談
喪失の先にあるもの――『悲劇週間』をめぐって 矢作俊彦×高橋源一郎
味読・愛読 文學界図書室
◎書評
立花隆『天皇と東大』(長山靖生)/古処誠二『遮断』(池上冬樹)/松浦寿夫・岡崎乾二郎『絵画の準備を!』(千葉一幹)/四方田犬彦『「かわいい」論』(仲俣暁生)/クロード・レヴィ=ストロース『みる きく よむ』(伊藤氏貴)
著者インタビュー
坂崎重盛『「秘めごと」礼賛』
私の読書遍歴
【第三十三回】大野和士
文庫本を求めて 狐
小説の設計図(メカニクス)最終回 前田塁
ただ今、翻訳中 大宮勘一郎
書店での現象 《教文館》
コラム
胸の中にて鳴る音あり 上原隆
文芸部ルネッサンス《浦和第一女子高等学校》
上機嫌な私 小谷野敦
ニッポンの名文 山口文憲
鳥の眼・虫の眼 相馬悠々
同人雑誌評 松本徹
新人小説月評 江南亜美子/武田将明
日本全国文学ガイド(2月7日〜3月6日)
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執筆者紹介/from the artist 内藤礼

詩〈旅〉 松浦寿輝
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