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文學界 [特集]至高のモーツァルト/小林信彦「うらなり」
2006年2月号 / 1月7日発売 / 定価900円(本体857円)
エセー
白の民俗学へ 前田速夫 その人は黒かった 蜂飼耳
創作
うらなり 180枚 小林信彦
漱石「坊つちやん」を、影の登場人物うらなりの側から読む快作
だって、夏でしたもの! 辻原登
ケンポナシ 佐伯一麦
形代 藤沢周
夏の友 吉村萬壱
御羽車 久世光彦
連載小説
巨船ベラス・レトラス 第十三回
筒井康隆
真鶴 第十三回 川上弘美
火の島 第七回 石原慎太郎
ワシントンのうた 第二回 庄野潤三
連載評論
ニッポンの小説 高橋源一郎
第十四回 ちからが足りなくて(承前)
無意味なものと不気味なもの 春日武彦
第五回 孤独な日々
批評
シネマの記憶喪失 阿部和重/中原昌也
『ラストデイズ』と『キング・コング』
シアトリカル・シナリー 長谷部浩
(覆された宝石)のような朝
音楽に寄す 喜多尾道冬
型破りなゴルトベルク変奏曲
実戦的思考序説 最終回 仲正昌樹
ロンダンな人たち
特集
至高のモーツァルト
座談会
二十一世紀のモーツァルト像
樋口隆一×渡邊順生×許光俊
猥雑と芸術性の一致点 茂木健一郎
――ベスト10作品を選ぶ
カメレオンの音楽 青柳いづみこ
――文芸作品にみるモーツァルト
芸術と社会の壁を破壊せよ 森岡実穂
――モーツァルトのオペラと現代的演出の問題をめぐって
味読・愛読 文學界図書室
◎書評
柄谷行人『近代文学の終り』(佐藤優)/リディア・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』(豊崎由美)/高樹のぶ子『HOKKAI』(東直子)/大澤真幸『美はなぜ乱調にあるのか』(伊藤氏貴)/松尾スズキ『クワイエットルームにようこそ』(佐藤康智)/マーガレット・アトウッド『ペネロピアド』(森孝雅)/『ウィトゲンシュタイン哲学宗教日記』(千葉一幹)/絲山秋子『ニート』(金子勝)
著者インタビュー 東浩紀『波状言論S改』
私の読書遍歴
【第三十二回】近藤ようこ
文庫本を求めて 狐
小説の設計図(メカニクス) 前田塁
ただ今、翻訳中 関口時正
書店での現象 《ジュンク堂書店》
コラム
新連載 胸の中にて鳴る音あり 上原隆
普通の人の特別な一瞬を切り取ったノンフィクション・コラム
文芸部ルネッサンス《浜松学芸高等学校》
上機嫌な私 小谷野敦
ニッポンの名文 山口文憲
鳥の眼・虫の眼 相馬悠々
同人雑誌評 松本徹
新人小説月評 江南亜美子/武田将明
日本全国文学ガイド(1月7日〜2月6日)
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執筆者紹介/from the artist 内藤礼

詩〈食べる〉 高橋睦郎
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