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文學界

文學界 宮沢章夫「秋人の不在」平野啓一郎徹底インタビュー
2005年1月号 /12月7日発売 / 定価900円(本体857円)
エセー
原卓也先生のこと 亀山郁夫 トンネルの女、ネリー 鴻巣友季子
地揺れし中越の歴史を揺るがした男たち 勝谷誠彦
創作
アトリエ 山田詠美 鼻声で歌う君の名は 中原昌也
オールマイティのよろめき 長嶋有 知り玉 椎名誠
後ろ向きで歩こう 大道珠貴 梅にカナリア 玄月
都電からいつも見ていた 片岡義男 路上歩行 南木佳士
おでぶではげの女の子とおじいさん 小野正嗣
連載小説
退廃姉妹 第17回 島田雅彦

新連載評論
ニッポンの小説 高橋源一郎
小説はほんとうに「終わった」のか !? 近代文学百年の歩みを検証する
私家版・ユダヤ文化論 内田樹
「ユダヤ人」とは誰なのか――既存の民族誌的偏見の解除からはじまる真の理解
『坂の上の雲』を読む 関川夏央
反近代文学を実践した「日露戦争と国民国家日本の物語」とは何だったのか
連載評論
実戦的思考序説 仲正昌樹
第四回「責任」が「有る」

小説の設計図 前田塁
第六回 中心と空虚のあいだに

脳のなかの文学 茂木健一郎
第十回 愛することで、弱さが顕れるとしても

アメリカン・ヴォイセズ 第四回
新元良一
ドン・デリーロ、クリス・ヘッジズらが憂えるブッシュ再選後の米国社会
■インタビュー■
セックスを書くことは
スキャンダルでも何でもない
メリッサ・P

■連載評論■
麻布一之橋の暗殺 野口武彦
座談会
文学の破壊神ゴンブローヴィッチ
島田雅彦・中原昌也・西成彦
生誕百年を期に語る、“反逆の狂人”を自称したポーランドの前衛作家の魅力
批評
音楽に寄す 喜多尾道冬
コルンゴルトとプレヴィン
シアトリカル・シナリー 長谷部浩
水浸しになった脳髄
味読・愛読 文學界図書室
◎書評
高橋洋『映画の魔』(樋口泰人)/島田雅彦『溺れる市民』(日比野啓)/スタニスワフ・レム『ソラリス』(松原仁)/レベッカ・ブラウン『若かった日々』(鹿島田真希)/スラヴォイ・ジジェク『操り人形と小人』(伊藤氏貴)/長野まゆみ『よろづ春夏冬中』(跡上史郎)
著者インタビュー 村上征勝『シェークスピアは誰ですか?』
◎私の読書遍歴【第十九回】 神田山陽 ◎文庫本を求めて 狐
コラム
上機嫌な私 新連載 小谷野敦
ニッポンの名文 山口文憲
文學界 百年前の今月今夜 吾八

読売新聞でXYという署名の連載「文科大学学生々活」が始まる
同人雑誌評 松本徹
新人小説月評 池田雄一 佐藤康智
日本全国文学ガイド(12月7日〜1月6日)
文學界新人賞応募規定
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詩〈そして明日は?〉 白石かずこ
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