トップ雑誌
文學界

文學界
2004年12月号 /11月6日発売 / 特価950円(本体905円)
第99回文學界新人賞発表
《受賞作》初子さん 赤染晶子
《島田雅彦奨励賞》ヒヤシンス 寺坂小迪
《選評》 浅田彰・奥泉光
島田雅彦・辻原登
エセー
未曾有の時代 松本道介 鷹渡る 正木ゆう子
創作
目を閉じるまでの短かい間 石黒達昌 集落の葬式 南木佳士
地下生活者たち 石丸元章
2004年下半期同人雑誌優秀作
けがれなき酒のへど 西村賢太
座長と道化の登場 福永信
連載評論
実戦的思考序説  仲正昌樹
第三回「心の問題」
脳のなかの文学  茂木健一郎
第九回 感じるものにとっては、悲劇として
小説の設計図 第五回 前田塁
「二五八本目の安打」が真に事件として成立したのは、 打球がグラウンドに弾んで以降の一五分間においてである。
アメリカン・ヴォイセズ 第三回 新元良一
連載小説
退廃姉妹 第16回 島田雅彦
特集 言語表現を極める
文章、この十人
武満徹(小沼純一)/須賀敦子(大竹昭子)/河口俊彦(松浦寿輝)/武田百合子(野間圭介)/大森荘蔵(田島正樹)/志村ふくみ(鶴ヶ谷真一)/杉本秀太郎(森孝雅)/橋本治(高原英理)/中沢新一(山田登世子)/中井久夫(斎藤環)
短篇小説の技術
──田久保英夫をめぐって
武藤康史

謡曲を読む愉しみ 山村修
追悼
来たるべきデリダの亡霊たちよ 鈴村和成
神話からの解放  妙木浩之
──ピーター・ゲイ著『フロイト』1・2を読む
批評
音楽に寄す 喜多尾道冬
ファゴットと旅への誘い
シアトリカル・シナリー 長谷部浩
異質であることの意味
味読・愛読 文學界図書室
◎書評
津島佑子『ナラ・レポート』(勝又浩)/島田裕巳『人を信じるということ』(千葉一幹)/吉本隆明『超恋愛論』(伊藤氏貴)/柳美里『8月の果て』(切通理作)/保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー』(本橋哲也)
著者インタビュー 辻井喬『父の肖像』
私の読書遍歴 【第十八回】 東直子 文庫本を求めて 
コラム
文學界 百年前の今月今夜 吾八
岡倉天心の英文の評論『日本の目覚め』がアメリカで刊行される
ニッポンの名文 山口文憲
同人雑誌評 大河内昭爾
新人小説月評 池田雄一 佐藤康智
日本全国文学ガイド(11月7日〜12月6日)
文學界新人賞応募規定
執筆者紹介


詩〈ルール〉平田俊子
最新号目次
バックナンバー
雑誌目次検索
定期購読案内
文學界新人賞原稿募集