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2003年12月号
/ 11月7日発売 / 定価900円(本体857円) |
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<受賞作>
ハンゴンタン 由真直人
[選評]
浅田彰・奥泉光・島田雅彦・辻原登・山田詠美 |
アラバールと乙一さん 皆川博子
日本人の知らない、
もう一つの「アメリカ」越川芳明
カズオ・イシグロの長崎 平井杏子 |
ぐるぐるまわるすべり台 中村航
陽炎の島 村上政彦
テニスコート 江國香織 |
虚数の海 2003年下半期同人雑誌優秀作
梅川真由美
ナラ・レポート 短期集中連載第二回
津島佑子 |
メジロの来る庭[最終回]
庄野潤三
こころの王国[最終回]王の孤独
猪瀬直樹
退廃姉妹 第4回 島田雅彦 |
昭和恋愛思想史[11]女の欲望
──平林たい子の 文学史からの抹消
小谷野敦
ドリームタイム
第五話 闇のなかの女
田口ランディ |
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■インタビュー■
なぜ喪失の物語を書くのか
──「静かな大地」を語る
池澤夏樹
聞き手=湯川豊
コスモスを求めて──池澤夏樹の二十年
高野佳男 |
抵抗する「ヒューマニスト」の死
──サイード追悼
中野真紀子
映画覚書
「何でもあり」の涯てまでも――
クエンティン・タランティーノ『キル・ビル』
阿部和重 |
◎書評
阿部和重 『シンセミア』 (福永信)/藤沢周 『箱崎ジャンクション』 (陣野俊史)/倉橋由美子 『老人のための残酷童話』
(古屋美登里)/清水徹 『吉田健一の時間』 (武藤康史)/オリヴァー・サックス 『タングステンおじさん』 (池内了)/ジャック・ブーヴレス
『アナロジーの罠』 (丹野達弥)/千葉一幹 『賢治を探せ』 (押野武志) |
◎著者インタビュー
多胡吉郎 『吾輩はロンドンである』
◎文学の徴候 身体を回避する虚構
斎藤環
◎私の読書遍歴 (第六回)
山内健司
◎文庫本を求めて 狐 |
文學界 百年前の今月今夜
明治大文豪尾崎紅葉逝く 吾八
ニッポンの名文 [新連載]
山口文憲 |
同人雑誌評 大河内昭爾
新人小説月評 柘植光彦 伊藤氏貴 日本全国文学ガイド(10月7日〜11月6日)
文學界新人賞応募規定
執筆者紹介
詩〈紅葉天国〉 阿賀猥 |
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