トップ雑誌
文學界

文學界 第97回文學界新人賞発表 
								矢作俊彦 ×高橋源一郎小説家である運命
2003年12月号 / 11月7日発売 / 定価900円(本体857円)
第97回文學界新人賞発表
<受賞作>
ハンゴンタン 由真直人

[選評]
浅田彰・奥泉光・島田雅彦・辻原登・山田詠美
エセー
アラバールと乙一さん 皆川博子

日本人の知らない、
もう一つの「アメリカ」越川芳明

カズオ・イシグロの長崎 平井杏子
創作
ぐるぐるまわるすべり台 中村航

陽炎の島 村上政彦

テニスコート 江國香織
虚数の海 2003年下半期同人雑誌優秀作
梅川真由美

ナラ・レポート 短期集中連載第二回
津島佑子
連載小説
メジロの来る庭[最終回]
庄野潤三

こころの王国
[最終回]王の孤独
猪瀬直樹

退廃姉妹 
第4回 島田雅彦
連載評論
昭和恋愛思想史[11]女の欲望
──平林たい子の 文学史からの抹消

小谷野敦

ドリームタイム
第五話 闇のなかの女
田口ランディ
特集 池澤夏樹の世界
■インタビュー■
なぜ喪失の物語を書くのか
──「静かな大地」を語る

池澤夏樹
聞き手=湯川豊

コスモスを求めて──池澤夏樹の二十年
高野佳男
対談
小説家である運命
矢作俊彦 ×高橋源一郎

抵抗する「ヒューマニスト」の死
──サイード追悼
中野真紀子


批評
映画覚書
「何でもあり」の涯てまでも――

クエンティン・タランティーノ『キル・ビル』
阿部和重
味読・愛読 文學界図書室
◎書評
阿部和重 『シンセミア』 (福永信)/藤沢周 『箱崎ジャンクション』 (陣野俊史)/倉橋由美子 『老人のための残酷童話』 (古屋美登里)/清水徹 『吉田健一の時間』 (武藤康史)/オリヴァー・サックス 『タングステンおじさん』 (池内了)/ジャック・ブーヴレス 『アナロジーの罠』 (丹野達弥)/千葉一幹 『賢治を探せ』 (押野武志)
◎著者インタビュー
多胡吉郎 『吾輩はロンドンである』
◎文学の徴候 身体を回避する虚構
斎藤環

◎私の読書遍歴 (第六回)
山内健司
◎文庫本を求めて 狐
コラム
文學界 百年前の今月今夜
明治大文豪尾崎紅葉逝く 吾八

ニッポンの名文
[新連載] 山口文憲
同人雑誌評 大河内昭爾
新人小説月評 柘植光彦 伊藤氏貴
日本全国文学ガイド(10月7日〜11月6日)
文學界新人賞応募規定
執筆者紹介
詩〈紅葉天国〉  阿賀猥
最新号目次
バックナンバー
雑誌目次検索
定期購読案内
文學界新人賞原稿募集