2003年7月(246)号
6月7日発売 / 特価1500円(本体1429円)
佐藤賢一
「褐色の文豪」
新連載
「黒い悪魔」
デュマ将軍の名声に、父の面影を追い求める少年アレックスの青春と旅立ち
中山可穂
「卒塔婆小町」
デビューはしたものの不調の新人作家。彼が夕闇の墓地で出会ったホームレスの“伝説”
恩田 陸
「夏の名残りの薔薇」
山頂のクラシック・ホテルに秘められた沢渡家の不幸な記憶が、三姉妹の雰囲気を暗くする
吉田修一
「コンセプチュアル・デイズ」
ひとりが一番と思う者同士の僕と森崎。一緒に暮らした下北沢のマンションでの一年間
■読み切り短篇
佐藤亜紀「雲雀」
小泉吉宏「百年草物語 飛ばし屋ジロー」
沢野ひとし「夏の多摩川」
光原百合「星月夜の夢がたり」
■長篇連載
垣根涼介「サウダージ」
新連載
椎名 誠「波切り草 帰郷」
高野和明「幽霊人命救助隊」
野沢尚「龍時 02-03」
榊東行「共同体の殺人」
永井するみ「希望」
前川麻子「劇情するわけでなく。」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
酒見賢一「泣き虫弱虫諸葛孔明」
石田衣良「アキハバラ@DEEP」
逢坂 剛
「銀弾の森─禿鷹3─」
田久保の身売りを口利きするため、禿鷹はマスダへと乗り込んだが、裏切りが待っていた
藤原伊織
「名残りの火─てのひらの闇2─」
柿島夫妻の結婚に隠された事実を掴んだ大原は、堀江に協力して襲撃事件現場に向かった
佐藤雅美
「首を斬られにきたの御番所
─縮尻鏡三郎─」
お上から命じられた移転話に抗して、麹屋の主人が大番屋の門前で断食座り込みを始めた
■長篇連載
香納諒一「贄の夜会」
新野剛志「FLY」
熊谷達也「邂逅の森」
池上永一「ぼくのキャノン」
伊藤たかみ「指輪をはめたい」
山崎マキコ「粉ミルク」
西田俊也「やんぐとれいん」
川端裕人
「赤い風、大地の歌─ソングライン2」
■連載エッセイ
吉村昭 井の頭便り「御自愛下さるように」
■コラム
[book trek
]
吉
本多孝好「FINE DAYS」
宇佐美游「玉の輿同盟」
永瀬隼介「閃光」
森福都「十八面の骰子」
海月ルイ「プルミン」
[
癒しのスポット
]
井上荒野「庭パンク」
[talking about my hero & hiroine
]
馳星周「生誕祭」
森絵都「永遠の出口」
伊坂幸太郎「重力ピエロ」
[会心の買い物
]
日向蓬「南京錠と菜箸」
[CD特等席
]
いしいしんじ「武道館」