
あのころ、こんな暮らしがあった
私たちはあのころに、何か忘れ物をしてきたような気がする
子供たちは露地で遊び、家には夕餉の支度に忙しい割烹着姿の母親がいた──。名文家二人のエッセイと写真で甦る、昭和のあのころ
あのころ、こんな暮らしがあった原っぱや露地では、べーごまやめんこで遊ぶ子どもたちの声が響き、家には夕餉の支度に忙しい割烹着姿の母親がいた。名文家二人のエッセイと60点以上の写真で甦る昭和の暮らし。山本氏は「下宿屋」「蕎麦屋」などを引き合いに戦前の東京を描き、久世氏は「日傘」「七輪」などから暮らしの四季を点描、巻末対談で大いに語り合う。