
幼少時から自決までの蔵書1200冊を発見!
反ユダヤ主義、オカルト、ベルリン都市計画……。米議会図書館から発掘された厖大な元蔵書とその書き込みが彼の発想の源を明かす
比較的穏当な家庭に生まれ育ったヒトラーは、ネイティブ・アメリカンの活躍する冒険小説が生涯好きでした。その彼が、なぜ反ユダヤ思想に染まっていったのか? 著者は、アメリカの議会図書館に眠っていたヒトラーの蔵書1200冊をはじめとして、世界中に散じたヒトラーの元蔵書を丹念に調べました。それらの蔵書にはヒトラー自身の記したアンダーラインや疑問符が残されており、ヒトラーがいつ、どんな本を読んだのかが記録されていました。人生の局面ごとに具体的なエピソードと、豊富な写真をまじえた丹念な説明によって、いかにしてヒトラーが書に影響されていったかが解き明かされます。(TT)