
エヌキョウハチジュウネンゼンキロク
日本のクラシック音楽の礎を築いたN響の全てがわかる!
N響80年の歴史は、日本のクラシック音楽の歴史でもある。艱難辛苦のすえに、世界に冠たる交響楽団に成長するまでを証言で綴る
一口に80年とはいっても、学生オケレベルの楽団が世界の一流どころにまで成長する過程には、艱難辛苦の連続があった。とはいえ、これを証言で綴れば実に面白い。熱中するあまり指揮台から落っこった指揮者、ストラヴィンスキー『春の祭典』で滅茶苦茶になり「今、どこだ?」と指揮者が叫んだときの恐怖、帝王カラヤンの屹立するシンボル、舞台袖で緊張にぶるぶる震えるデル・モナコ、インドの演奏では白いワイシャツが汗で真っ黒になった……。エピソード満載で80年を一気に語りおろす。(IT)