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文藝春秋の学習参考書

この本の特長 (『小河式プリント 中学国語基礎篇』について)
Q いつごろ取り組めばいいですか?
A
国語の力は短期間で身につくものではありません。また、国語は他の教科の土台となる教科なので(「論理構成を把握する力」が英語の読解力の基礎となり、「抽象概念を扱う力」が社会(とくに歴史)の理解を助け、「文章と数式・図形・グラフを置き換える力」が数学や理科の文章題を解くために必要となるなど)、中1や中2など、できるだけ早い時期に取り組む必要があるでしょう。小学校の配当漢字がある程度読み書きできるなら、小学生でも取り組むことができます。
この『国語基礎篇』は、未来を切り開くために必要な3つの国語の力(描写する力、自己表現する力、論理構成を把握する力)を身につけることを目的としたテキストなので、これだけで受験に必要な読解力、漢字やことわざなどの語彙力を鍛えることはできません。そのため、この本を受験間近の短い期間で終えたとしても、それほど劇的な効果は期待できないかもしれません。
しかしながら、中1や中2、あるいは中3の夏休みなど、比較的まとまった時間がとれるときに、じっくりと日本語を声に出して読み、ノートに書きとる訓練を積むことは、非常に意味のあることです。日本語は読もうと思えば読めてしまうために、かえって書くことをおろそかにしがちですが、それは違います。英語で英文を丸ごと覚えるのが有効なように、日本語も文章を丸ごと覚えてしまえば、漢字や熟語、よく使う言い回し、抽象的概念、文法などが自然に身につきます(たとえば、日本語によく馴染んでいる人は、無意識のうちに「てにをは」を正しく使えます。自然と正しい日本語が口をついて出る、というのが大切なのです)。
逆に、この時期にまとまった日本語の訓練を積んでいない人は、大人になってからとても苦労します。日本語が満足に使えない人は、社会的な評価を得ることはむずかしいでしょう。でも、だからといって、ふだん使う言葉なだけに、それを直すのはたいへんです。ですから、まだそれほどクセがついていないこの時期に、正しい日本語を扱えるようになることが重要なのです。

Q 「3・3システム」でできないときは、どうしたらいいですか?
A
この『国語基礎篇』では、1日あたり3つの短文を3回ノートに書き取ることを「3・3システム」としています。記憶の定着を確実にするためには、同じページの短文を2日間(あるいは3日間)くり返すことが有効ですが、時間がかかりすぎる、同じ文章であきてしまう、といった質問もよく寄せられます。その場合、やり方を工夫してみるといいでしょう。いくつか例をあげておきます。
パターン1:2日で1単元。2日目の負担を軽減。
1日目 短文練習1(3回音読して3回ノートに書く)
2日目 短文練習1(音読してノートに書く。正解なら1回で終わり。間違っていたらもう1回)
3日目 短文練習2(3回音読して3回ノートに書く)
4日目 短文練習2(音読してノートに書く。正解なら1回で終わり。間違っていたらもう1回)

パターン2:1日1単元。いったん最後までやってから最初に戻る。
1日目 短文練習1(音読して3回ノートに書く)
2日目 短文練習2(音読して3回ノートに書く)
 (中略)
29日目 短文練習29(音読して3回ノートに書く)
30日目 短文練習1(音読して3回ノートに書く)
31日目 短文練習2(音読して3回ノートに書く)
 (中略)
58日目 短文練習29(音読して3回ノートに書く)

Q 読解力はどうしたら身につきますか?
A
読解力は短期間で身につく能力ではありません。本好きになって、たくさん文章を読むのが一番ですが、なかなかかんたんにはいかないものです。おすすめなのは、『国語基礎篇』の「第6章 抽象的概念」の下段でも紹介しましたが、入試の過去問題集を買って、それを読むことです(入試直前でもないかぎり、問題を解く必要はありません)。
入試、とくに公立高校の入試の問題は、何人かの先生が時間をかけてじっくり素材を選んでいるので、すぐれた文章に触れることができます。また、テーマが多様なので、読んでいて飽きないし、いろいろな話題に関心をもつこともできます。1つ1つの問題が短いので、勉強時間の区切りがつけやすいのもメリットです。
文章全体を音読することも有効です。とくに何を言っているか意味がわからないときは、声に出して何度もくり返すと、だんだん意味が見えてきます。音読は脳を活性化させ、集中力を高める方法としてもすぐれているので、取り入れてみてはいかがでしょうか。

Q 誤字・脱字が多いのですが、何か対策はありますか?
A
誤字・脱字が多い理由の1つは、書くときに集中できていないことです。集中力を保つためには、「字をていねいに書く」ことが有効です。字が「うまい」「へた」というのは個人差があるので何とも言えませんが、「字をていねいに書く」ことは誰でもできます。小さな字でゴチャゴチャ書くのではなく、大きく、はっきりとした字をていねいに書く。そうすれば、書くのに時間がかかる分、その文章の意味をじっくり考えることができますし、文字の形に注意が向いて、字を間違えることも少なくなります。
また、「字は人を表す」とも言います。大きく、はっきりとした字を書く人は、堂々とした印象を他人に与えます。また、そういう字を書いていると、自然と自分に自信が出てくるものです。ぜひ試してみてください。

Q 漢字対策はどうしたらいいですか?
A
『国語基礎篇』に出てくる漢字については、短文練習の中で覚えていけばいいのですが、それ以外の漢字については、別に対策を講じる必要があります。学校で配布されるプリント、副教材、市販の漢字問題集、漢字検定向けの問題集などに取り組んでください。
書き方、読み方をしっかり身につけなければならない漢字の練習には、「3・3システム」がもっとも効果を発揮します。ですから、一度解いたらそれっきりにせず、同じ単元を2日、3日とくり返すことが大切です。
漢字の練習では、漢字それだけを書くのではなく、漢字を含む文全体を覚えるようにしたほうが効果的です。たとえば穴埋め問題を解くときも、漢字を書いて空欄を埋めるだけでなく、その文章ごとノートに書き写してしまえば、より確実に力がつきます。とくに中学で習う漢字は抽象的概念を表すことが多いので、その漢字、その熟語がどういう文脈で使われるのか、それを知っておかないと、その言葉を自由に使いこなすことはできません。
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