直木賞最新情報

第154回直木三十五賞は青山文平さんに決定!

(平成27年下半期)

  • 青山文平写真

    青山文平さん

第154回直木三十五賞の選考委員会が平成28年1月19日(火)午後5時より築地・新喜楽で開催され、下記候補作品の中から青山文平さんつまをめとらばが授賞作に決まりました。

公益財団法人 日本文学振興会

青山文平

(あおやま ぶんぺい)

つまをめとらば文藝春秋
梶よう子

(かじ ようこ)

ヨイ豊(とよ)講談社
深緑野分

(ふかみどり のわき)

戦場のコックたち東京創元社
宮下奈都

(みやした なつ)

羊と鋼(はがね)の森文藝春秋
柚月裕子

(ゆづき ゆうこ)

孤狼(ころう)の血KADOKAWA

(作者名50音順)

候補者紹介(以下の年号表記は西暦を使用)

青山文平

1948年12月3日生まれ、神奈川県横浜市出身。早稲田大学第一政治経済学部卒業。経済関係の出版社に18年勤務した後、92年よりフリーライター。同年『俺たちの水晶宮』で第18回中央公論新人賞を受賞。ほぼ10年で創作活動を終了。2011年、創作再開。初めての時代小説「白樫の樹の下で」で第18回松本清張賞を受賞。同年、本作品を収録した『白樫の樹の下で』でデビュー。

〈作品〉『白樫の樹の下で』2011年文藝春秋刊。『かけおちる』12年文藝春秋刊。『流水浮木―最後の太刀』13年新潮社刊。『約定』14年新潮社刊。『鬼はもとより』14年 徳間書店刊=第152回直木賞候補、第17回大藪春彦賞受賞。『つまをめとらば』15年文藝春秋刊=第6回山田風太郎賞候補、他。

梶よう子

東京都足立区出身。音楽・芸能系フリーランスライターのかたわら小説執筆を開始。2005年「い草の花」で第12回九州さが大衆文学賞大賞受賞。08年「一朝の夢」で第15回松本清張賞を受賞。同年、本作品でデビュー。

〈作品〉『一朝の夢』2008年文藝春秋刊。『みちのく忠臣蔵』09年文藝春秋刊。『柿のへた 御薬園同心 水上草介』11年集英社刊。『夢の花、咲く』11年文藝春秋刊。『ふくろう』12年講談社刊。『お伊勢ものがたり』13年集英社刊。『桃のひこばえ 御薬園同心 水上草介』14年集英社刊。『立身いたしたく候』14年講談社刊。『ことり屋おけい探鳥双紙』14年朝日新聞出版刊。『ご破算で願いましては』14年新潮社刊。『連鶴』15年祥伝社刊、他。

深緑野分

1983年10月生まれ、神奈川県厚木市出身。神奈川県立海老名高等学校卒業。2010年短篇「オーブランの少女」で第7回ミステリーズ!新人賞の佳作入選。13年、本作品を収録した短篇集『オーブランの少女』でデビュー。

〈作品〉『オーブランの少女』2013年東京創元社刊。「アントン先生と明るい目撃者」14年小説新潮5月号。「迂闊な婦人の厄介な一日」15年小説新潮2月号。webちくま(筑摩書房)にて「瑞希と夕夏」シリーズを14年より掲載。小説屋sari-sari(KADOKAWA)にて「ワーズワース四兄弟」シリーズを14年より掲載。小説推理(双葉社)にて「分かれ道ノストラダムス」を15年より連載中。

宮下奈都

1967年1月2日生まれ、福井県福井市出身。89年上智大学文学部哲学科卒業。製菓会社海外営業部勤務を経て結婚・出産し無職に。2004年3人目の子供を妊娠中の36歳の時に初めて書いた小説「静かな雨」で第98回文學界新人賞佳作となる。

〈作品〉『スコーレNo.4』2007年光文社刊。『遠くの声に耳を澄ませて』09年新潮社刊。『よろこびの歌』09年実業之日本社刊=第26回坪田譲治文学賞候補。『太陽のパスタ、豆のスープ』10年集英社刊。『田舎の紳士服店のモデルの妻』10年文藝春秋刊。『メロディ・フェア』11年ポプラ社刊。『誰かが足りない』11年双葉社刊=12年第9回本屋大賞7位。『窓の向こうのガーシュウィン』12年集英社刊=第28回坪田譲治文学賞候補。『つむじダブル』(小路幸也氏との共著)12年ポプラ社刊。『終わらない歌』12年実業之日本社刊。『はじめからその話をすればよかった』(エッセイ集)13年実業之日本社刊。『ふたつのしるし』14年幻冬舎刊。『たった、それだけ』14年双葉社刊。『神さまたちの遊ぶ庭』(エッセイ集)15年光文社刊。

柚月裕子

1968年岩手県釜石市生まれ。2008年『臨床真理』で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞。09年本作品でデビュー。 

〈作品〉『臨床真理』2009年宝島社刊。『最後の証人』10年宝島社刊。『検事の本懐』11年宝島社刊=第25回山本周五郎賞候補、第15回大藪春彦賞受賞。『検事の死命』13年宝島社刊。『蟻の菜園―アントガーデン―』14年宝島社刊。『パレートの誤算』14年祥伝社刊。『朽ちないサクラ』15年徳間書店刊。『ウツボカズラの甘い息』15年幻冬舎刊。『孤狼の血』15年KADOKAWA刊=第6回山田風太郎賞候補。