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第146回直木賞は葉室 麟さんに決定!
(平成23年度下半期)
葉室 麟さん
第146回直木三十五賞の選考委員会が平成24年1月17日(火)午後5時より築地・新喜楽で開催され、下記候補作品の中から葉室 麟さん「蜩ノ記」が授賞作に決まりました。
公益財団法人 日本文学振興会
伊東 潤
(いとう じゅん)
「城を噛ませた男」※1(光文社)
歌野晶午
(うたの しょうご)
「春から夏、やがて冬」(文藝春秋)
恩田 陸
(おんだ りく)
「夢違(ゆめちがい)(角川書店)
桜木紫乃
(さくらぎ しの)
「ラブレス」(新潮社)
葉室 麟 <受賞>
(はむろ りん)
「蜩ノ記(ひぐらしのき)(祥伝社)
真山 仁
(まやま じん)
「コラプティオ」(文藝春秋)
※1 「城を噛ませた男」の「噛」は正しくは正字で表記します (作者名50音順)

同日発表 第146回芥川賞のページはこちら

候補者紹介(以下の年号表記は西暦を使用)
伊東 潤

1960年神奈川県生まれ。早稲田大学卒業。日本アイビーエム株式会社に長らく務めた後、何社かの外資系企業のマネジメント職を歴任。フリーランスのコンサルタントを経た後、2006年、株式会社クエーサー・マネジメントを設立。10年より専業作家となる。

〈作品〉『武田家滅亡』2007年角川書店刊。『山河果てるとも』08年角川書店刊。『疾き雲のごとく  早雲と戦国黎明の男たち』08年宮帯出版社刊。『戦国奇譚  首』(『戦国無常  首獲り』に改題)09年講談社刊。『北条氏照  秀吉に挑んだ義将』09年PHP研究所刊。『天下人の失敗学』09年講談社刊。『戦国鬼譚  惨』10年講談社刊。『幻海 The Legend of Ocean』10年光文社刊。『関東戦国史と御館の乱』(共著)11年洋泉社刊。『戦国鎌倉悲譚  剋』11年講談社刊。『北天蒼星  上杉三郎景虎血戦録』11年角川書店刊。『黒南風の海  加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』11年PHP研究所刊=第1回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞。『武士の王・平清盛』11年洋泉社刊。

歌野晶午

1961年千葉県生まれ。東京農工大学農学部環境保護学科卒業。編集プロダクション勤務後、作家となる。88年『長い家の殺人』でデビュー。

〈作品〉『長い家の殺人』1988年講談社刊。『死体を買う男』95年光文社刊。『ROMMY』95年講談社刊。『ブードゥー・チャイルド』98年角川書店刊。『世界の終わり、あるいは始まり』2002年角川書店刊。『葉桜の季節に君を想うということ』03年文藝春秋刊=第4回本格ミステリ大賞、第57回日本推理作家協会賞受賞。『絶望ノート』09年幻冬舎刊。『密室殺人ゲーム2.0』09年講談社刊=第10回本格ミステリ大賞受賞。

恩田 陸

1964年宮城県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。92年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。

〈作品〉『木曜組曲』1999年徳間書店刊。『ネバーランド』2000年集英社刊。『ドミノ』01年角川書店刊。『黒と茶の幻想』01年講談社刊。『夜のピクニック』04年新潮社刊=第2回本屋大賞、第26回吉川英治文学新人賞受賞。『夏の名残りの薔薇』04年文藝春秋刊。『ユージニア』05年角川書店刊=第59回日本推理作家協会賞受賞、第133回直木賞候補。『蒲公英草紙  常野物語』05年集英社刊=第134回直木賞候補。『ネクロポリス』05年朝日新聞社刊。『チョコレートコスモス』06年毎日新聞社刊。『中庭の出来事』06年新潮社刊=第20回山本周五郎賞受賞。『木洩れ日に泳ぐ魚』07年中央公論新社刊。『いのちのパレード』07年実業之日本社刊。『不連続の世界』08年幻冬舎刊。『きのうの世界』08年講談社刊=第140回直木賞候補。

桜木紫乃

北海道釧路市生まれ。高校を卒業後、裁判所に勤務した後、結婚を機に退職。2002年「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞。07年に同作を収録した『氷平線』でデビュー。

〈作品〉『氷平線』2007年文藝春秋刊。『風葬』08年文藝春秋刊。『凍原』09年小学館刊。『恋肌』09年角川書店刊。『硝子の葦』10年新潮社刊。『ワン・モア』11年角川書店刊。

葉室 麟
<受賞>

1951年福岡県北九州市生まれ。76年西南学院大学文学部卒業。地方紙記者を経て、2005年『乾山晩愁』で第29回歴史文学賞受賞。

〈作品〉『乾山晩愁』2005年新人物往来社刊。『実朝の首』07年新人物往来社刊。『銀漢の賦』07年文藝春秋刊=第14回松本清張賞受賞。『風渡る』08年講談社刊。『いのちなりけり』08年文藝春秋刊=第140回直木賞候補。『秋月記』09年角川書店刊=第22回山本周五郎賞候補、第141回直木賞候補。『風の王国  官兵衛異聞』09年講談社刊。『花や散るらん』09年文藝春秋刊=第142回直木賞候補。『オランダ宿の娘』10年早川書房刊。『柚子の花咲く』10年朝日新聞出版刊。『橘花抄』10年新潮社刊。『川あかり』11年双葉社刊。『恋しぐれ』11年文藝春秋刊=第145回直木賞候補。『刀伊入寇  藤原隆家の闘い』11年実業之日本社刊。『星火瞬く』11年講談社刊。『冬姫』11年集英社刊。

真山 仁

1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。中部読売新聞(現 読売新聞中部支社)記者・フリーライターを経て2004年『ハゲタカ』で小説家となる。

〈作品〉『ハゲタカ』2004年ダイヤモンド社刊。『虚像(メディア)の砦』05年角川書店刊。『マグマ』06年朝日新聞社刊。『バイアウト』06年講談社刊。『ベイジン』08年東洋経済新報社刊。『レッドゾーン』09年講談社刊。『プライド』10年新潮社刊。

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